バフェット太郎です。

バフェット太郎のような配当再投資戦略は、配当を受け取るのに税金がかかるだけでなく再投資する際にも手数料がかかるなど、やたらとコストがかかります。そのため配当を出さないバークシャー・ハザウェイ(BRK.B)に投資した方が良いのではとの意見もあります。

確かにその通りで、BRK.Bへ投資すれば配当がないため税金を支払う必要はないし、再投資する必要もありません。ウォーレン・バフェットが偉大なことは誰もが知っていますし、彼の後継者だってきっとうまく運用してくれることでしょう。しかし、それは飽くまで期待であって、誰も保証などしてくれないのです。

ちなみにBRK.Bが保有しているクラフト・ハインツ(KHC)やウェルズ・ファーゴ(WFC)などの公開株式の保有ポートフォリオは、子会社の非公開株や債券、現金などを含めた資産全体のおよそ二割にも満たないのです。つまり、BRK.Bに投資するということは、過去にバフェットが株を買い占めて子会社化したものを買う行為であって、KHC、WFC、コカ・コーラ(KO)、IBM、アメリカン・エキスプレス(AXP)などの超大型優良株に投資することではないんです。

そして、バフェットが過去に子会社化した株式を評価することは非常に困難である(つまり、よくわからない)ため、結果的にBRK.BのPERは14.71倍程度に落ち着いているわけです。

それでもバフェットが過去に選んだ銘柄は将来永続的な競争優位を持っており、これからも高いリターンを投資家たちに還元してくれると信じるならBRK.Bに投資することはアリだと思います。一方で、バフェットがぼくたち投資家に「よくわからないものには投資するな」とアドバイスしてるのは何とも皮肉なものです。

さて、バフェット太郎はジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』の影響を受けて、超大型優良株に投資し、配当再投資を実践しているので、配当を受け取るのに税金を支払い、さらに再投資する際も手数料を支払っており、確実に将来のトータルリターンを低くしています。

しかし、会社が配当を支払わず自社株買いや設備投資に資金を回した場合と比較すると、やはり税金と手数料を支払ってでも配当再投資戦略をした方がリターンが高いということが証明されています。正確には過去、そうだったというだけで、もちろん将来起こり得ることは誰にもわかりません。やはりバフェット太郎の投資戦略も過去の傾向を信じてるだけなので、BRK.Bに投資している人たちがバフェットとバフェットの後継者を信じていることと変わりありません。

従って、資産運用で大切なことは自分が納得のいく投資スタイルを見つけて、それを一貫して継続することです。反対に投資スタイルをコロコロ変えたり、リスクの高い取引ばかりするのは良くないです。

グッドラック。

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