バフェット太郎です。

バフェット太郎のように配当再投資を実践したい投資家は、将来に渡って安定して配当を出してくれるような優良株に投資しなければなりません。以下の銘柄は、「配当王」を除いた「配当貴族」の中から、楽天証券で買える資本財株です。(*配当王=連続増配50年以上:配当貴族=連続増配25年以上50年未満)

【配当貴族:資本財】
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【ペンテア:PNR】
水処理用品および流体制御システムの大手です。2012年、米タイコが分離したパイプ・バルブ事業を統合し、ポンプ・ろ過装置製造から事業の幅を拡大しました。また、熱管理なども加えた技術ソリューションも柱の一つです。前期は赤字のためPERは測定不能でした。予想PERは14.56倍です。業績は比較的不安定ですが39年連続で増配しています。

【スタンレー・ブラック&デッカー:SWK】
電動工具の世界大手です。ピストル型電動ドリルを発明したB&Dを、規模で劣るスタンレーが2010年に買収しました。ドリル、インパクトレンチ、ドライバー等を製造しています。EPS(一株当たりの純利益)、BPS(一株当たりの純利益)ともに拡大しています。配当性向は38%と増配余地が大きいものの、利回りが2%を割り込んでいます。不況により建築業界が低迷しているときに仕込みたい銘柄です。

【ドナルドソン:DCI】
世界で初めてエンジンフィルターを開発した老舗大手です。ディーゼル用フィルターで圧倒的な存在で、エアフィルター、油圧フィルター、排ガス処理システム等を製造しています。売上高の約6割が米国外で稼いでいるためドル高に弱いです。EPS、BPSともに順調に拡大しています。

【W・W・グレインジャー:GWW】
工具など維持補修用産業資材販売の全米最大手です。140万店という圧倒的な品ぞろえで顧客は200万人超います。通販ウェブサイトZoroでの売り上げを伸ばしており、日本では子会社のMonotaROを通じて通販事業を展開しています。EPS、BPSともに順調に拡大しています。

【カーライル:CSL】
カーライルは建材、輸送機器、フードサービス関連製品を製造、販売しています。事業は建材、輸送機器、ブレーキ・摩擦材、インターコネクト技術、フードサービス製品の5部門で構成されており、屋根防水材、その他建材を製造、販売しています。また、農業機械向けにタイヤとホイール、建設・農業機械、産業機器向けにトランスミッションベルトのほか、摩擦材製品、各種ワイヤ、業務用食器を製造しています。EPS、BPSともに順調に拡大しています。

【シンタス:CTAS】
従業員用ユニホームを主力に、マット、モップなど清掃用具もレンタル・販売する企業向けサービス大手です。ルート販売網を通じて応急救護、防火、文書廃棄などのサービスもしています。EPS、BPSともに順調に拡大しています。

★★★

ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす』において、1957年~2003年までの資本財セクターのトータルリターンは10.22%とS&P500種の10.85%を下回る成績でした。これは1957年にS&P500種に採用されていた航空5社(アメリカン航空、イースタン航空、ユナイテッド航空、パンナム、TWA)が将来有望と期待されていたものの、揃って姿を消したことに加えて、セクター中最大の時価総額を誇っていたゼネラル・エレクトリック(GE)の株価がピークから60%以上急落したことなどが足を引っ張りました。

一方で鉄道業界は投資家の期待値が低かったために株価は低迷していましたが、1980年、業界規制が大幅に緩和されたのをきっかけに再編の波が起こり、効率性が一気に改善しました。結果、1980年以降の鉄道株のトータルリターンは年率17%と驚異的な数字を記録しました。

そうであるならば、資本財セクターだからといってすべての資本財株がダメだということではなさそうです。投資家からの期待値が低く、地味で退屈な資本財株などが狙い目かもしれません。

上記の配当貴族を眺めると、ユニホームやモップを販売する会社や、工具を販売する会社、ディーゼル用フィルターを製造している会社など地味な銘柄は多いです。ただし、どれも配当利回りが2%を下回る銘柄が多いので、不況による株価下落局面で高利回りになったときだけ仕込みたい銘柄群です。

グッドラック。

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