バフェット太郎です。

このブログの読者のなかには生活必需品株やヘルスケア株を中心にポートフォリオに組み入れている人は少なくないと思います。そういうバフェット太郎もポートフォリオの半分が生活必需品株であるなど、偏ったポートフォリオになっているのですが、あまりオススメしません。複数のセクターに広く分散されたポートフォリオである方が、ほとんどの投資家にとって運用しやすいと思います。

特定のセクターに偏れば、特定の景気局面で市場平均を大きくアウトパフォームしたり、反対にアンダーパフォームしてしまいます。アウトパフォームしているときはいいですが、アンダーパフォームしている時期が長いと、自分のやっていることが間違ってるのではないかと心配になり、長期保有を前提として買った株を三年程度で売ってしまったなんていう話は珍しくありません。

特定のセクターないし特定の銘柄に偏った集中投資は、みんなと違う道を歩むということに他ならないわけですから、相当強い信念がなければ長期保有が難しいです。そのため、資産運用を本業としいていない人や異常なまでの情熱を持っていないほとんどの個人投資家は、セクターや銘柄は広く分散させたポートフォリオをつくることをオススメします。

例)
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生活必需品株やヘルスケア株に偏ったポートフォリオにするよりも、情報技術や金融、資本財などに広く分散したポートフォリオであるなら、特定の景気局面に資産を大きく左右されるという心配はありません。また、このポートフォリオを景気循環別でみると以下の通りになります。
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【不況】
生活必需品、ヘルスケア、通信

【回復】
金融、情報技術

【好況】
資本財、消費財サービス

【後退】
エネルギー

ややディフェンシブに偏ったポートフォリオではありますが、比較的安心して運用できるポートフォリオだと思います。また、個人投資家にとって最適な銘柄数は8~16銘柄程度です。ゴールドマンサックスは10~15銘柄が最適だと主張したりしていて、人によって最適と考える銘柄数は違いますが、概ね10~15銘柄であれば良いのではないでしょうか。20銘柄以上になると、分散効果がそれ以上期待できなくなることに加えて、管理する手間が大幅に増えてしまうので、あれもこれもと銘柄を増やすべきではありません。

銘柄分析を必死になってやってる個人投資家に限って「優良株発掘」とかいって、まるでフィギュアのコレクションを集めるようにあれもこれもとポートフォリオに銘柄を組み入れたりします。そもそも優良株の数というのは少なくなく、米国株には優良株がゴロゴロあるんです。それまで日本株しか知らなかった投資家にとって宝の山のように見えたりするものです。だからこそ、銘柄分析をして厳選する必要があるのに、40、50と銘柄数を増やしていれば、分析の意味がまるでありません。

また、特定の指標でスクリーニングにかけてしまえば、特定のセクターに偏る場合があります。例えば高ROEや高営業利益率でスクリーニングをかけると情報技術株ばかりになったり、あるいは高配当でスクリーニングにかけるとエネルギー株や通信株ばかりになったりします。だからこそ、最初に下書きしたセクター別ポートフォリオをもとに、銘柄を選んだり、時には捨てる決断をしなければならないのです。

グッドラック。

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