バフェット太郎です。

ほとんどの自称長期投資家は、相場の先行き見通しに不透明感が広がると簡単に株を手放してしまいます。なぜなら、彼らは「経営指標が…」とか「バリュエーションが…」とか言っていますが、結局のところ株価しか見ておらずビジネスそのものに無関心だからです。

米国のグッドビジネスに投資していれば、短期的な株価の値動きなんか気にならなくなりますから、市場平均に対して株価がアンダーパフォームしていても、あるいは含み損が出ていても気にせず保有することができるのです。

ちなみにグッドビジネスの定義ですが、シンプルでわかりやすい事業、将来に渡って安定したキャッシュフローが見込めるビジネスといったようなことを指します。具体的に言えば、消費者に馴染みのあるブランドを持つ優良企業で、コカ・コーラ(KO)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などの超大型株がそれにあたります。

これらの銘柄は短期的な株価の値動きに関わらず、将来に渡って安定したキャッシュフローが見込めるのです。

【KO:コカ・コーラ】
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約20年間のコカ・コーラ社の業績を振り返っても分かる通り、コカ・コーラ社は安定したキャッシュフローを稼いできました。そしてそれはこれからも変わらず稼いでくれることを容易に想像させてくれます。

ソフトドリンクや髭剃り、タバコなどは、ハイテク製品と違い、品質や味、機能などにそれほどの違いはないので、ブランド力が優位性の決め手となり、一度築いた強力なブランド力は半永久的に消滅しないのです。そのため、コンビニやスーパーなどの小売店だけでなく、ファストフード店やファミレスなどの飲食店は、コカ・コーラ社と提携しなければならないし、一度コカ・コーラ社と提携してしまえば、永遠にコカ・コーラ社の製品を販売し続けることになるのです。

従って、コカ・コーラ株を保有していれば、上記の業績チャートからも分かる通り、半永久的に安定したキャッシュフローが見込めるということが容易に想像できるわけです。また、コカ・コーラ社は稼いだお金をむやみやたらに貯めこんだりすることはなく、しっかりと配当を通じて投資家に還元してくれます。別の言い方をすれば、コカ・コーラ株に投資している人たちは、世界中の人々からコーラ税を徴収し、自身の口座に入金させているようなものなのです。

その「権利」を放棄するなんてちょっと考えられませんが、コカ・コーラ株を短期的な株価の値動きだけで手放すというのは、その「権利」を放棄するのと同じことなのです。

グッドラック。