バフェット太郎です。

日経チャンネルマーケッツに出演されていた馬渕治好氏(ブーケ・ド・フルーレット代表)によれば、S&P500指数は瞬間的に急落したとしても、再び大きく買い戻されるとのこと。
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(出典:【日経チャンネルマーケッツ】

画面のチャートによれば、2014年から2016年9月23日にかけてS&P500指数のPERは16~18倍のレンジで概ね推移しており、市場は16倍だと売られすぎ、18倍だと買われすぎと判断してトレードされてきました。しかし、現在の水準は18.5倍とやや割高で推移しています。

そのため、これからPERが適正の16~18倍まで戻るには、EPS(一株当たりの利益)が上昇するのを待つか、あるいは瞬間的に株価が急落するかのどちらかが予想されます。この場合、前者を「時間調整」と言い、後者を「値幅調整」と言います。

チャートの〇二つはPER16倍を指していますが、直前のPERは18倍と買われすぎのサインを出していました。つまり、現在のPER18.5倍はPER16倍へ急落する予兆で、株価は10~15%調整するだろうと予想されます。
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しかし、だからと言って株式市場に臆病になることはありません。PERが上昇している主な要因は、原油安を背景にエネルギー株の業績が悪化しており、結果的にPERが高騰していることが挙げられますし、そもそも米国経済の雇用環境は良好で、持続的な景気拡大が期待されています。つまり投資家の楽観が原因ではないのです。

そのため、株式市場は短期的な10~15%程度の「値幅調整」を経て、再び大きく買い戻され高値を更新していくだろうと馬渕氏は予想しています。

ただし、過去の経験則に従えば大統領選まで相場は様子見ムードが広がるため、値幅調整は大統領選になると思います。

グッドラック。

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