バフェット太郎です。

NYダウの歴史を振り返れば、1914年の第一次世界大戦以降、概ね17年間の期間で強気相場と弱気相場が交互に繰り返していることが確認でき、2033年にダウは10万ドルを目指すことが予想できます。
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(出所:stockchart.com

1914年の第一次世界大戦で、英国と仏国は大量の軍需物資を米国から購入したため、米国経済は潤いました。また、開戦前まで約30億ドルあった債務もこの戦争で全額返済し、反対に英国と仏国の国債を大量に保有することで、債務国から債権国へと変貌を遂げました。NYダウもわずか17年で、60ドルから380ドルと6倍以上も上昇したのです。

1931年以降は、世界恐慌により失業率は20%を超えました。1929年にNYダウは380ドルをつけたものの1932年にわずか42ドルと高値からおよそ89%も暴落したのです。しかし、1939年に第二次世界大戦が始まると、徐々に景気が持ち直し始めます。

戦後から三年経った1948年、ベルリンの壁が崩壊した年、NYダウは1929年の高値380ドルから未だ半分にも満たない180ドル水準で低迷していました。しかし、ここから強気相場に転じ、17年後の1965年に1000ドルと5倍以上も上昇しました。これは前回(1914-1931年)の強気相場(6倍)よりも低い数字ですが、それでも5倍も上昇したのです。

しかし、1965年以降、米国経済は失速しました。経済的混乱と二回のオイルショック、インフレと不況が同時に起きるスタグフレーションに苦しむなど、株式相場は17年間低迷し、株式投資の時代は終わったと言われました。

1982年以降、1ドル280円だった為替相場は一気にドル安円高に振れ、1995年には1ドル80円をつけました。ドル安は輸出競争力を高めますから、好景気とインフレに支えられて、1982年、800ドル程度だったNYダウは1999年に1万1000ドルと14倍弱も上昇したのです。
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2000年以降はITバブルが崩壊すると株式市場は暴落、さらに2008年にはリーマンショックにより世界的な金融危機に発展しました。ダウは1999年の1万1000ドルから17年も経っているのにも関わらず、二倍にも満たない1万8500ドル程度で推移していますが、これは弱気相場だからです。

さて、米国の株式相場が17年の期間で強気相場と弱気相場を繰り返しているなら、2016年を起点に2033年にかけて5~6倍上昇すると思います。過去100年を振り返れば、三回の強気相場において、それぞれ6倍、5倍、14倍弱と大きく上昇しているからです。

1982-1999年にかけて14倍弱も値上がりしたのは、ドル円が240円から120円と暴落したためです。つまり、値上がり率も半分と考えれば6倍程度ということになります。また、1948年-1965年の強気相場では、為替は1ドル360円と固定で、ダウの値上がり率は5倍でした。1914-1931年の強気相場でも、為替は1ドル2円と金価格に固定されており、値上がり率は6倍でした。

つまり、為替を一定とした場合、値上がり率は5~6倍ということになります。従って、2016年の1ドル100円、ダウ1万8500ドルを起点にした場合、2033年の為替が1ドル100円とするならば、ダウは9万~11万ドルになるというわけです。

米国株式市場の歴史を知らない一般の人たちに、NYダウが10万ドルを目指すと言ったら笑われるでしょう。しかし、過去を振り返れば、5倍の上昇なんて当たり前なんです。

バフェット太郎は2033年にかけて、ダウは10万ドルを目指すと予想します。

グッドラック。
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