バフェット太郎です。

米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が第3四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想0.99ドルに対して、結果1.01ドルと予想をわずかに上回りました。

売上高は予想310億9000万ドルに対して、結果309億4000万ドルと予想を下回りました。

売上高が落ち込んだ主な要因は、値下げ競争に加えて、契約件数が伸び悩んだためです。

契約純増数は44万2000件と、前年同期比-66%減でした。また、解約率は前年同期比-0.11%ptの1.04%と悪化しました。

一方でVZが展開するテレビサービス「FiOS TV」の契約純増数は3万6000件増加しました。また、高速インターネット事業の契約純増数も9万件増加し、改善が見られました。
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VZの日足チャートです。8月以降、12月の利上げを意識してVZなどの高配当株は売られやすくなっており、弱気の下降トレンドチャネルを形成しました。現在、底値を探る展開になりっています。
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VZの週足チャートです。株価のトレンドは昨年の秋以降、強気の上昇トレンドチャネルを形成していることが確認できます。株価は緑の線で示したトレンドチャネルの、レジスタンス(上値抵抗線)からサポートライン(下値支持線)まで一気に調整しており、高値から-12%値下がりしています。


現在、株価はトレンドチャネルのサポートラインに接触していますが、その下には青い線で示したサポートラインもあります。そのため、底値は44~48ドルになると予想しています。

配当利回りは4.6%程度と、配当再投資戦略を実践する投資家にとって妙味のある銘柄と言えます。

グッドラック。

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