バフェット太郎です。

ネット検索最大手のアルファベット(GOOGL)が第3四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想8.62ドルに対して、結果9.06ドルと予想を上回りました。

売上高は予想220億4000万ドルに対して、結果224億5000万ドルとこちらも予想を上回りました。

売上高が好調だった主な要因は、多くの人々がスマホを利用する時間が伸びる中、スマホ向け広告の収入が増加したためです。

グーグルのパソコン検索市場シェアは78%、モバイル検索市場シェアは95%と他を圧倒しているのですが、これはどのメーカーのスマホを利用しても、グーグルが既定の検索エンジンになっているためです。

バフェット太郎のブログにもグーグルの検索連動型広告が表示されていますが、モバイル広告は画面いっぱいに表示されるため、クリック率がパソコン広告に比べて高いです。ただし、モバイル広告はパソコン広告に比べてクリック単価が低く、第3四半期決算はクリック1回当たりの広告単価が前期から11%低下しました。第2四半期決算は7%の低下だったことから、下落幅が拡大しており、グーグルの課題になっています。

また、GOOGLは人材の流出が相次ぐなど新たな問題に直面しています。

先日、高速ネット接続のグーグルファイバーの責任者が辞任し、スマートホームのネスト部門でも幹部が辞任しました。加えて、自動運転やドローンなどの開発プロジェクトでも幹部が流出しています。

幹部流出の背景には、15年にCFO(最高財務責任者)に就任したモルガン・スタンレー出身のルース・ポラット氏がコスト抑制に動いていることが背景にあり、報酬を削減されてやる気をなくしたGOOGL幹部たちがこぞって高給を提示してくれる他社へ移っているのです。

そのため、ハイテク企業は優秀な社員ほど高額な給与を支払わなければならなくなり、ハイテク業界全体の問題になっています。

GOOGLは売上高の半分以上を占めるモバイル広告に頼るだけでなく、事業の多様化を進めるためにクラウド事業へ多額の投資もしています。また、新型スマホ「ピクセル」を開発・発売するなどハードウエアにも力を入れています。

特に「ピクセル」と同時に発表されたVRヘッドセット「デイドリーム・ビュー」は「グーグルマップ・アース」と組み合わせることで新たな商機が眠っています。
1
GOOGLの週足チャートです。強気の上昇トレンドチャネルを形成しており、レジスタンスを試す展開です。バリュエーションはPER32.15倍、配当利回り0%と配当による株価の下支えはありません。

グッドラック。