バフェット太郎です。

大統領選挙から学んだ教訓は「何もしない方がいい」ということでした。

大方の予想に反して共和党候補のドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝利し、株価は急騰したわけですが、そもそもほとんどの市場参加者たちは民主党候補のヒラリー・クリントン氏が勝利するだろうと予想していました。

その上で、クリントン氏が勝利すれば不透明感が払拭されたということで株価は上昇し、予想に反してトランプ氏が勝利すれば先行き不透明感から株は売られるだろうと予想されていました。

しかし、蓋を開けてみれば大統領選挙を勝利したのはトランプ氏で株価は大きく上昇したのです。選挙結果を受けて、NYダウ先物市場は一時-5%安と急落したものの、マーケットが開く頃には下げ幅は縮小し、結局プラスに転じて取引を終えました。その後一週間はトランプ氏の政策を好感した買いが入り、資本財株や素材株、金融株にヘルスケア株などが積極的に買われたのです。

大統領選挙の結果も、その後の展開もすべてが投資家の予想に反するものだったので、ほとんどの投資家たちにとって「何もしない方がずっといい」結果になったというわけです。

しかし、なかなかどうして、「何もしない」ということは「何かをする」よりもずっと難しいこともあるものです。トランプ氏が勝利すれば株は暴落すると確信してしまうと、居ても立っても居られなくなり、空売りをかけてしまうのです。あるいは、大統領選挙の前に100%クリントン氏が勝利すると確信し、先行き不透明感の払拭から間違いなく株価は上昇すると確信してしまった投資家も、全力買いしてしまい、選挙の結果を受けて慌ててて投げ売りするなんてことになるのです。

バフェット太郎は投資ルールに従って運用しているので、日々のニュースに投資判断を左右されるということはないのですが、投資ルールを設定せず、勘だけに頼って運用していると、今回の大統領選挙のように投資判断を誤る場合があります。

バフェット太郎は大統領選挙の前にブログで、「みんなが思っているほど『まさか』の出来事は頻繁に起こり得る」と書きましたし、その時の大切な投資戦略は「投資に一貫性を持たせることだ」とも書いています。

投資の世界は常に不確実で、リスクという脅威にさらされているので、投資家はできるだけシンプルで優れた資産(コカ・コーラ(KO)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)など超大型優良ディフェンシブ株)を長期で保有し続けることで、「何かをする」よりもずっといい結果が得られると思いますよ。

グッドラック。