バフェット太郎です。

NYダウ、S&P500指数、ナスダックの三指数が取引時間中の過去最高値を更新する中、原油先物相場は前日比+4.06%と急伸しました。急伸した主な要因は、月末に開かれるOPEC(石油輸出国機構)会合で減産合意が決定するとの期待感が広がっていることに加えて、ドル安も追い風になりました。

ゴールドマン・サックスのアナリストらによれば、OPECの減産合意決定の確率が上昇し、来年半ばまでに世界の原油は不足状態に陥ると予測しているとのこと。

また、ロシアのプーチン大統領はAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議閉幕後の会見で、「原油生産を現行水準で凍結する用意があり、我々にとって難しい問題ではない」との姿勢を示したことに加えて、「OPECのパートナーが期待していることは何でもするつもりだ」と語りました。

これまで減産に消極的な態度を示していたイラクとイランも態度を軟化させています。

ウォールストリート・ジャーナル」によれば、イラクのルアイビ石油相は「我々の代替案は他の変数に基づくもので、それによりOPEC加盟国はもっと容易に決定を下せるようになる」「どの選択肢も論理的で、OPECの政策に沿ったものだ」と述べました。

今年1月に経済制裁を解除されたばかりのイランも減産合意に楽観的な見方を示しているそうです。
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原油先物相場の日足チャートです。強気の上昇トレンドチャネルを形成しており、直近の高値52ドルを突破できるかが注目されています。

【エクソン・モービル:XOM】
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チャートはXOMの長期チャートです。1974年以降の42年間、RSI(黄色線)が50ptを割り込んだのは2015年を除けば6回です。そのうち6回全てにおいて株価が底打ちしていることが確認できます。つまり、過去の経験則に従えば、2015年にXOMの株価はすでに底打ちしており、ここから大きく上昇すると予測することができます。

【景気循環】
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図は景気循環と各景気局面に強いセクターです。エネルギー株は好況が終わると強くなる傾向にあります。現在は「回復」局面から「好況」局面へ移行している時期ですから、エネルギー株がブームになるのは少し先の話です。

ただし、トランプ次期大統領の公約はどれも景気を過熱させるようなことばかりなので、公約が次々と実現すれば、景気はあっという間に過熱して好況局面は短命に終わり「後退」局面へ向かうと思います。ちなみに上院下院ともに共和党が多数を占めているため、法案は通りやすいです。

グッドラック。