バフェット太郎です。

世界最大のファストフードチェーン、米マクドナルドが海外事業の納税地をEU(欧州連合)加盟国のルクセンブルクからEUから離脱を決めた英国に移転することを発表しました。

EUの執行機関である欧州委員会によると、ルクセンブルクは2009年以降、マクドナルドが欧州で稼いだロイヤルティー収入について、課税逃れを容認する税優遇策を提供したとのこと。また、2013年、マクドナルドは欧州で2億5000万ユーロ(約330億円)の利益を上げていましたが、ルクセンブルクへの納税はゼロだったそうです。一方でマクドナルドによれば、2011年~15年にEUで25億ドル(2860億円)以上の法人税を納めていると主張しています。

マクドナルドは課税逃れのために、米国とルクセンブルクが結んだ租税協定を利用したと思われます。これは、米国で課税されていれば、ルクセンブルクは課税しないという協定なのですが、ルクセンブルクはマクドナルドが米国で課税されていない事実を知りながら、自国での課税を免除する措置を認めたようです。

欧州委員会はこれまで、アップルやアルファベット、アマゾン・ドット・コム、スターバックスなどの多国籍企業に対しても課税逃れの取り締まりを厳しくしてきました。しかし、英国がEUを離脱し、さらに法人税を現行の20%から17%へ引き下げることを目標としていることから、英国は多国籍企業の納税地として選好されるようになると思います。

【マクドナルド:MCD】
1
マクドナルド(MCD)の週足チャートです。チャートは上昇フラッグを形成しているため、120ドルのレジスタンスを突破すれば、大きく上に急騰することが予想されます。

グッドラック。
SPONSORED LINK