バフェット太郎です。

市場参加者たちは今、熱狂に包まれながらドナルド・トランプ新大統領の誕生を待ち浴びています。トランプ新政権では財政支出の拡大によりインフラ投資の推進や法人税の減税、金融規制の緩和など、投資家にとって期待できる内容が盛りだくさんだからです。

しかし、我々が大統領選挙前に考えていたことと言えば、「トランプは人格的にも政策的にもクソだから大統領になるなんてあり得ない」「トランプが選挙戦に勝利すれば株価は暴落する」ということでした。それが今では「トランプの人格は知らないけど、経済政策は結構期待できるし、株価も連日史上最高値を更新してトランプ最高じゃん」ってなってるわけです。

わずか一か月前のことですが、我々はわずか一か月後のこともまともに予想ができないということを学びました。そしてもう一つ学んだことがあります。それはみんなの確信を持った意見は案外危ないということです。

【NYダウ:1985-2016】
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NYダウの長期チャートです。チャートを眺めると強気の上昇トレンドを形成していることが確認できます。このトレンドに従えば2万ドルは通過点に過ぎません。また、「売り」のサインも出ていません。

過去を振り返ると、2000年のITバブル崩壊と2008年の金融危機で「ダイバージェンス」が発生していたことが確認できます。ダイバージェンスとは、株価の上値が切り上がっている一方で、RSIの上値が切り下がっている逆相関の関係のことを言い、トレンドの最終局面に出やすいです。

さて、今に目を向けると株価は史上最高値を更新し上値が切り上がっているものの、RSIの上値も切り上がっています。RSIは70ptを境目に「買われすぎ」、30ptを境目に「売られすぎ」を表すのですが、現在の70.23ptは「買われすぎ」になっていることを教えてくれています。しかし、だからと言って相場が直ちに崩れるわけではありません。

みんなが史上最高値を連日更新する相場を眺めて「急激な値上がりは危ないよ」って警戒感を示しているうちは、実はまだ上がるものなのです。みんなが熱狂の渦に包まれて、センチメントに鈍感になり、「株価はまだ上がる」とみんなが確信を持って言いだした時、相場の終わりをダイバージェンスが教えてくれると思いますよ。

グッドラック。
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