バフェット太郎です。

12日のNYダウ株式市場は前日比+39.58ドル(+0.20%)高の1万9796.43ドルと、史上最高値を更新して取引を終えました。原油価格の上昇によりエネルギー株が買われ、エクソン・モービル(XOM)は前日比+2.22%高、シェブロン(CVX)同+1.16%高と相場を牽引しました。

原油価格上昇の背景には、OPEC(石油輸出国機構)と非OPECが15年ぶりに協調減産に踏み切ったことが好感されたことが挙げられます。原油先物価格は前日比+2.58%高の1バレル52.83ドルで取引を終えましたが、一時は54.51ドルまで値を伸ばしました。

【原油先物価格:週足】
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原油先物価格は約1年5カ月ぶりの高値となり、52ドルのレジスタンスを突破しました。ここから60ドルを目指す展開が予想されるわけですが、勢いは鈍いと思います。

そもそも原油価格低迷の発端となったのは、米シェールオイル企業による増産です。シェールオイルの掘削には多額のコストを要するため、損益分岐点が高く、原油価格が1バレル50ドル以上で推移していないと採算が取れない問題を抱えていました。

そのため、OPECなどの産油国は米シェールオイル企業を潰すため、原油価格の下落を容認してきました。結果、OPECのシナリオ通り米シェールオイル企業は次々に潰れていったのですが、時間が経つにつれ、米シェールオイル企業は生産性を向上させ、原油価格が1バレル35ドルでも採算が取れるようになってきました。

OPECはこれ以上シェールオイル企業を潰せないと悟ると、次は原油価格の下落を食い止める方向に方針転換し、非OPECと15年ぶりの協調減産に踏み切ったわけです。しかし、1バレル50ドルを超えれば当然米シェールオイル企業が増産してくるので、市場に原油がダブつきます。結果、原油価格は供給過剰問題を解消できないまま、上値の重い展開がズルズル続いていきます。

グッドラック。
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