バフェット太郎です。

FRB(米連邦準備制度理事会)が来年の利上げペースを加速するとの見通しから、ドルが急騰、金が急落しました。これは金利の上昇局面では金は弱含むことが広く知られているためです。

株式や債券への投資は利息を生むため投資家はリターンを得ることができますが、金は利息を生まないためリターンがありません。そのため、金利の上昇局面では株式や債券などの利息を生む資産に投資資金が流れ、利息を生まない金からは投資資金が流出するというわけです。

この説明は確かに論理的ではありますが、歴史はそれを証明していません。
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(出所:ACTING-MAN)

チャートは1970年代の政策金利金価格の関係を表しています。1971年、金は固定相場制から変動相場制へ移行したので、値動きの歴史は45年くらいしかありません。

さて、72年から74年にかけて金利が3%から12%へ上昇した局面で金価格は50ドルから200ドルへ上昇しました。また、74年をピークに77年にかけて金利が12%から5%に下落すると金価格も同じように200ドルから100ドルへ下落しました。

さらに77年から80年にかけて金利が5%から17.5%まで暴騰すると、金価格も100ドルから800ドルへ暴騰しました。このように、歴史は政策金利と相関関係にあることを示しています。
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(出所:ACTING-MAN)

次に、2001年以降の金利と金価格の関係ですが、01年から04年にかけて金利が下落する一方で金価格は上昇し逆相関の関係を示しました。

04年から07年にかけて金利が上昇、金価格も上昇し相関関係を示しました。

07年から11年にかけて金利が下落する一方、金価格は上昇し逆相関の関係を示しました。

11年から15年にかけて金利が横ばいで推移すると、金価格は下落しました。

このように、歴史に答えを求めると、必ずしも金利の行方が金価格の方向性を教えてくれるものではないと言うことがわかります。従って、これから金利が上昇するからと言って、金価格が必ずしも下落するとは限らないということです。

ちなみに、金利と金鉱株については高い確率で逆相関の関係にあることがわかっています。それについては以前『金鉱株と政策金利の関係』でまとめたのでそちらをご参照してください。

また、バフェット太郎は金鉱株は2017年から2018年にかけて底値を形成し、2020年末にかけて大きく上昇していくシナリオを想定しています。それについては『金鉱株の夜が明ける』でまとめたのでそちらも併せてご参照ください。

グッドラック。
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