バフェット太郎です。

2017年、最も期待されているセクターは金融株です。なぜなら金融株は利上げの恩恵を最も受けるセクターであり、来年3回の利上げが予想されているからです。

そこで、「長期投資家はどのようにして金融株を選べば良いのか」ですが、バフェット太郎はそのセクターがボコボコに売られたときに、一番強かった銘柄が長期投資家にとって最適な銘柄である可能性が高いと考えています。

例えば、2008年の金融危機で金融株はボコボコに売られたわけですが、この時のウェルズ・ファーゴ(WFC)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、シティ・グループ(C)、USバンコープ(USB)のそれぞれの営業利益率と前年比EPS下落率を比較すると次のようになります。
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シティ・グループ(C)のみ赤字決算だったため、数値は出ませんでした。つまり、ここでシティ・グループ(C)は長期投資家にとって魅力に欠ける金融株だということがわかります。

次に、他の三銘柄の営業利益率を比較するとUSバンコープ(USB)が最も利益率が高く、金融危機の影響をほとんど受けていないことがわかります。次に、前年比EPS下落率ですが、ここでもUSバンコープはー33%と底堅く推移している一方で、ウェルズ・ファーゴ(WFC)とバンク・オブ・アメリカ(BAC)はそれぞれー71%、ー83%と暴落しました。

従って、長期投資家にとってUSバンコープ(USB)が最も魅力的な金融株である可能性が高いということです。

これをエネルギー株で応用すると次のようになります。2015年、原油安の低迷を受けてエネルギー株がボコボコに売られたわけですが、そこで、エネルギー株を代表するエクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)、コノコフィリップス(COP)の営業利益率と前年比EPS下落率を比較すると次のようになります。
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コノコフィリップス(COP)は赤字決算だったため、数値は出ませんでした。つまり、ここでコノコフィリップス(COP)は長期投資家にとって魅力に欠けるエネルギー株だということがわかります。

次に、エクソン・モービル(XOM)の営業利益率は8.3%とシェブロンの3.5%を大きく上回りました。また、前年比EPS下落率もエクソン・モービル(XOM)はー49%と、シェブロン(CVX)のー76%を下回りました。

従って、長期投資家にとってエクソン・モービル(XOM)が最も魅力的なエネルギー株である可能性が高いということです。

ほとんどの個人投資家は自分が注目しているセクターや個別銘柄がある場合、直近の営業利益率やROE、EPS成長率を材料に比較検討しますが、実は直近の経営成績で比較検討するよりも、そのセクターが最もボコボコに売られた時の経営成績で比較検討した方が長期投資家にとって最適な銘柄を選ぶことができると思いますよ。

グッドラック。
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