バフェット太郎です。

ウォールストリートジャーナルに「金の黄金時代の終わり」との記事。

NYダウが2万ドルの大台を試す中、2017年の投資家センチメントは、トランプ新政権による財政支出の拡大によるインフラ投資、法人税の減税、金融規制の緩和などによって米国経済の成長は加速すると期待されています。

また、来年はFRB(米連邦準備制度理事会)が年三回の利上げを予想していることもあり、金利上昇が懸念されています。これは金価格の先行き見通しにネガティブです。
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そもそも金には金利や配当がないことから、金利の上昇局面に弱いことが広く知られています。2015年12月、FRBが利上げに踏み切ったことで市場は動揺し株価は急落しました。そのため、しばらく利上げは見送られるだろうとの期待感から、低金利局面に強い金が買われました。

しかし、6月末に英国がEUの離脱を決定したものの、ブリグジットが相場に与える影響は限定的だとわかると、市場は年内の利上げを織り込み始め、それにつられるように金価格も下落していきました。このように、金価格は金利見通しに敏感だと言うことがわかります。

さて、2017年はトランプ新政権による期待感だけでなく、労働市場が完全雇用に近づいていることや株高による資産効果から消費が活発化することが予想されているため、利上げに拍車がかかると予想されています。(そのため現在、金価格が下落しているわけです)。

しかし、大統領アノマリーによれば、共和党が政権に返り咲いた最初の一年というのは弱気相場に入りやすいことが過去の経験則でわかっています。バフェット太郎が思い描く2017年のシナリオというのは、株式市場は早ければ夏頃から弱気相場に入り、年三回の利上げが年二回へ下方修正される中で、金価格が底堅く推移すると予想しています。また、株式市場は10月ないし11月から急反発して12月末には年初来で横ばいの水準まで買い戻されると思います。

アナリストたちは金価格の先行き見通しにネガティブで、インフレ期待が抑制された環境での利上げは金相場に向かい風であることに加えて、トランプ新政権による期待感からドル高、債券利回り上昇、株高で、投資家は安全資産からリスク資産へ投資資金を移していることも金価格の見通しにネガティブだと指摘しています。
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(出所:第一商品

チャートはNY金ETF現物保有量と金相場の推移です。11月の大統領選挙以降、金の流出が顕著で依然として下げ止まりの兆しは見られません。

バフェット太郎は2017年は弱気相場になると予想しているため、金の先行き見通しに楽観的です。しかし、タイミングは今ではなく、来年の春~夏頃、つまり市場が強気から一転して弱気になった時です。

グッドラック。
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