バフェット太郎です。

株式投資は、株を買ったその日から必ずしも利が乗るわけではありません。買った翌日から株価が下がり始めることもあるのですが、それが「損切りするべきか」、あるいは「買い持ちするべきか」というのは、買った銘柄とあなたの投資戦略によって判断は変わってきます。

だから、「今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです」という言葉を、バカの一つ覚えみたいに語らないでください。

2011年、著名投資家ウォーレン・バフェットは、米銀大手のバンク・オブ・アメリカ(BAC)の優先株に50億ドル投資したのですが、その後株価は下がり続けました。そこで記者が「投資したことに後悔していませんか?」と聞くと、バフェットは「長期の視点で投資しているのです。今日や明日、来月の株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです。五年後、十年後にどうなるかが大切なのです」と答えました。

このように、事業基盤や米最大規模の預金量を持つ優良株へ長期投資する場合、短期的な値動きを無視して、長期で保有することは正しいです。しかし、PERが50倍以上の新興株やグロース株に投資しておきながら「目先の株価は関係ない」って言ってるのは、やってることと言ってることが間違っています。

例えばFANG銘柄の代表格、ネット小売り大手アマゾン・ドット・コム(AMZN)のPERは176倍で推移していますが、これは明らかに割高です。しかし、ほとんどの投資家はこれからネット小売り業界全体の売上高は増加するし、利用者も増えるのは確実、さらにAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)も好調だとの理由で楽観的に見ています。

だからアマゾン・ドット・コム(AMZN)に投資している自称長期投資家たちは、5年後、10年後にどうなるかを考えれば、株価が短期的に上がろうが下がろうがどうでもいいと考えているわけです。

しかし、例えネット小売り業界の売上高が増加し、利用者が増えたとしても、もともと業績が不安定なアマゾン・ドット・コム(AMZN)の利益が将来何倍にもなる保証はどこにもないのです。利益見通しが投資家の期待を裏切れば、株価はたちまちの内に暴落することもあり得るのです。

従って、アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株を買って、そのまま放置しておくのはあまりにも危険すぎるのですが、まぁ、経験の浅い投資家たちは一度痛い目に遭わないとわからないと思います。

昨年、将来有望で第二のスタバとして注目を集めたハンバーガーチェーン店シェイクシャック(SHAK)はあれからどうなったか知っていますか?PERは1000倍を超えて株価は一時90ドルを超えて上昇しましたが、現在は高値から三分の一の37ドルで取引きされています。当時は将来の利益を考えればPER1000倍は適正って本気で言ってる奴もいたんです。

アマゾンもそれと同じだってことです。

グッドラック。
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