バフェット太郎です。

ウォーレン・バフェットの純資産は735億ドルと言われていますが、そのうちの99.5%(731億ドル)は50歳以降に作られました。バフェットは一体どんな魔法を使ったのでしょうか。

バフェット太郎が毎日視聴してる投資専門チャンネル「日経チャンネルマーケッツ」で、びとうファイナンシャルサービス代表の尾藤峰男氏が長期投資の重要性について力説されてました。

尾藤氏によれば、十分に分散された国際分散投資ポートフォリオを組んだ場合、長期で保有すればするほど、年率平均利回りが高くなりやすいとのこと。
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こちらのグラフは三年間継続して投資した場合の年率平均利回りです。2008年の時点でマイナス9%程度になっていますが、これは2005年末から投資を始めた場合、2008年末時点で年率平均マイナス9%程度で資産が目減りしたことを表しています。つまり、2005年末に世界に分散された株式ETFに100万円分投資した場合、三年後には73万円になっているということです。
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次に5年継続投資した場合、2008年末の時点では年率平均利回りが±0%になっています。これは2003年末から投資を始めた場合、2008年末時点の平均利回りが0%であることを表しています。つまり、投資してもしなくても同じだったということです。
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10年継続して投資した場合、つまり1998年末に投資を始めて2008年末まで保有した場合、金融危機の直後にも関わらず年率平均利回りが+1%で引けました。これは、1998年末の時点で100万円だった資産が2008年末の時点では110万円になっているということです。

このように長期間継続投資すれば、損をしにくいということです。

しかし、株は長期で継続保有しただけでお金持ちになれるわけではありません。尾藤氏は配当再投資することで複利の力を利用し、資産を最大化することを推奨しています。

例えば、1988年から2016年末の29年間において、S&P500ETFの年率平均利回りは7.8%でした。一方でS&P500ETFに投資して配当再投資した場合の年率平均利回りは10.25%です。それを表したのが下のグラフです。
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(※S&P500TR=配当再投資込みのトータルリターン)

1987年末時点を100として、2016年末までS&P500ETFを保有した場合885になりますが、配当を再投資した場合では1693と二倍近くになります。
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また、時間を延長して2036年末まで運用したとすると、配当を再投資しなかった場合、最初の100は4000になりますが、配当を再投資した場合では1万2000にもなります。これは全体の86.5%を最後の20年間でつくったことになります。

バフェットの純資産735億ドルのうち、99.5%(731億ドル)は50歳以降に作られたと言われていますが、これは配当再投資による複利の力を利用したというわけです。個人投資家の中には、株価はいずれ上がるものだから買ったら後は気絶してるだけでいいとか思ってる人もいますが、気絶してるだけでは100が4000になるだけで1万2000には届きません。お金持ちになりたいなら、必ず複利の魔法をかけるのを忘れないでください。

グッドラック。

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