バフェット太郎です。

FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長は18日の講演で、米国経済の力強い経済指標を受けて、FRBが2019年末まで年に数回の利上げを想定していることを明らかにしました。

「米失業率は4.7%と完全雇用に近づき、インフレ率はFRBが目標とする2%に向かう中、FRBが緩やかな利上げをしいていくことは理にかなう」と発言したことに加えて、「利上げを待ち過ぎれば積極的な引き上げを余儀なくされ、景気後退を招く恐れがある」と指摘しました。

FRBは2016年12月のFOMC(公開市場委員会)で、政策金利を25bp(ベーシスポイント)引き上げ0.75%とし、2019年末まで年三回(一回につき0.25%引き上げ)の緩やかな利上げをすることで3.00%を目指しています。
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(出所:TradingEconomics.com

チャートは1971年から2017年までの米政策金利の推移です。過去を振り返れば、政策金利は一度上げ始めるとクセになり、上がり続ける傾向にあることがわかります。別の言い方をすれば、一度景気に火がつくと、ゆっくりと温めることができず、一気に過熱してしまうことを意味するわけです。従って米国経済はここから一気に好況に突入します。

ただしバフェット太郎は、短期的には欧州の政治リスクや新興国の経済リスクなどの不透明感から弱気相場に突入し、株価の本格的な上昇は年末くらいからだと予想しています。

さて、金利の上昇局面では金融株や資本財株、一般消費財株、素材株、エネルギー株などが買われやすいです。一方で公益株や通信株、生活必需品株などの高配当株は弱含むため、バフェット太郎のような投資戦略は強気相場で市場平均に置いて行かれやすいです。

そのためほとんどの配当再投資戦略を実践する個人投資家たちはここで脱落します。なぜなら値上がり益と配当が見込める資本財株に乗り換えるからです。また、米国株には優れた経営指標の優良資本財株がゴロゴロあるので「アレも欲しいコレも欲しい…!」ってなって、いつの間にか保有銘柄が20を超え、管理不能に陥ります。これは投資家あるあるでみんながやってることです。

好況局面では金融株や資本財株に投資して含み益を手にした投資家たちが、「俺も昔はKOとかPG、JNJみたいな初心者銘柄に投資してた時期があってだな…」と言い始めるも、二年もしないうちに不況になり、資本財株に投資していた人たちが忽然と姿を消すのもこの時期です。こういうお約束も投資家あるあるです。

で、不況局面になると「やっぱりバフェット銘柄だよね~」ってなって、景気が回復し、好況局面になると「俺も昔はKOとかPG、JNJみたいな…」を繰り返すわけです。

なので、配当再投資戦略を実践している投資家は周りの投資家さんたちや市場平均と自分のパフォーマンスを気にし過ぎてると相場に振り回されるだけの残念な投資家になるので気をつけてくださいね。

あと、金利上昇局面では金鉱株が相対的に弱含みます。これは金が利息を生まないため敬遠される傾向にあるからです。しかし、これも歴史を振り返れば、金利と金価格に逆相関の関係は見当たりませんでした。

金利が上昇する局面では物価が上昇するため、金も同様に上昇してしまうこともあるのです。しかし、金鉱株に至ってはほとんどの場合で金利と逆相関の関係を示しています。ただし例外も存在します。それは金価格が大暴騰した場合です。

金利が上昇して金鉱株に下落圧力がかかっても、金価格が金利と物価の上昇につられて大暴騰した場合だけ金鉱株も上昇します。

従って、2017年以降の金利上昇局面で金価格が大きく上昇するようなら金鉱株も吊られて上昇します。ちなみにバフェット太郎は欧州の政治リスクや新興国の経済リスクから、金価格は急騰、金鉱株も上昇すると予想しています。

ちなみに金鉱株は今こんな感じです。
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弱気の下落トレンドでしたがレジスタンスをブレイクアウトして50日移動平均線を試しにいってます。また、MACDはゴールデンクロスを形成しています。

つまり「買い」サインはすでに出てるわけです。

ただし本格的な上昇トレンドを形成しているわけではないので、試しに少しだけ買ってみるといった感じがちょうどいいと思います。

グッドラック。
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