バフェット太郎です。

26日のNYダウ株式市場は、前日比+32.40ドル(+0.16%)高の2万0100.91ドルと史上最高値を更新して取引を終えました。上昇した主な要因は、トランプ大統領の企業を後押しする政策や米国企業の10-12月期四半期決算への期待感の高まりが今日も続いたためです。
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NYダウの日足チャートです。2万ドルの大台を突破したことで上値を抑えるものがなくなり、青天井の様相を示しています。MACDもゴールデンクロスを形成し、引き続き強い展開が予想されます。
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VIX(恐怖)指数の週足チャートです。10.63は過去二年半で最も低い水準であり、市場が楽観に包まれていることがわかります。米国メディアはトランプ批判を繰り返し報道しているにも関わらず、マーケットは上昇し、楽観的になっていることから、今後トランプ大統領に関するネガティブな報道があったとしても「いつものこと」とし、下げ圧力に屈しない耐性が整ったと言えます。
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ドル円の日足チャートです。NYダウ株式市場が下がりにくいマーケットになっている中、ドル円底値のシグナルとなるダブルボトムを形成し、一時115円台と急反発しました。現在、50日移動平均線を突破するかどうかを試す展開となっています。

トランプ大統領は自国で自動車工場を建設し雇用を拡大させようとしているわけですが、この場合ドル高の方がむしろ都合が良いです。なぜなら輸出拡大を目標としなければ、他国で製造される部品を安価に輸入し、自国で組み立て、自国で消費することができるからです。

また、レパトリ減税(本国投資法)により、米国外に眠っている2兆5000ドル(約290兆円)もの内部留保のうち、半分以上が米国に還流されることが予想されており、その場合は1兆2500ドル(約145兆円)ものドル買い需要が一年間で生まれるわけですから、必然的にドル高になります。

とは言え、過去の経験則に従えば、レパトリ減税成立前まではドルが買われて、成立後はドルが売られる、つまり噂で買ってニュースで売られるみたいな展開なるので、一貫して上昇を続けるような展開ではなくて乱高下する展開になると思います。
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金の日足チャートです。これまでの売られすぎによる自律反発が終了し、MACDがデッドクロスを形成しようとしていることから、50日移動平均線を下にブレイクアウトする展開が予想されています。

ただし、中・長期的にみれば金は底堅い展開になるんじゃないかなと思っています。なぜなら、決済通貨のドル外しが予想されるからです。「アメリカン・ファースト(米国第一)」を掲げ、保護貿易に傾斜する米国の通貨は、2018年末までは強いドル買い需要に支えらるものの、その後の動きは誰にもわかりません。そのため、各国は決済通貨をドル以外の何かに置き替える動きが予想されるのですが、ユーロも円も、人民元もルーブルも何一つドルに代わる決済通貨になり得ません。そこで、各国が金を大量に保有することで通貨の裏付けにしようと考えてもおかしくないからです。ちなみに日本に関して言えば多額の対外債務があるので、金を保有する必要はないかもしれませんが。

まるで金本位制への回帰のように見えますが、誰も米国が保護貿易に傾斜するなんて想像もしていなかったように、世界各国が金本位制に傾斜してもおかしくないのです。

グッドラック。

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