バフェット太郎です。

ネット小売り最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN)が第4四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想1.35ドルに対して、結果1.54ドルと予想を上回りました。これで7四半期連続の黒字です。

売上高は予想446億8000万ドルに対して、結果437億4000万ドルと予想を下回りました。

第1四半期の売上高見通しは予想359億5000万ドルに対して、新ガイダンス332億5000万~357億5000万ドルと予想を下回りました。

また、営業利益の新ガイダンスは2億5000万~9億ドルのレンジになるとし、前年同期の11億ドルから大幅な減益に落ち込むことが予想されています。

第7四半期連続で増益を達成した主な要因は好調なクラウド部門に支えらているためです。クラウド部門のアマゾンン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は35億4000万ドルと、前年同期の24億1000万ドルから+47%増加しました。また、営業利益は9億2600万ドルと、前年同期の5億8000万ドルから+60%増加し、営業利益率は26%と業績全体の牽引役になっています。ちなみに北米小売り部門の利益率はわずか3%です。

16年通期のクラウド部門の売上高は予想の100億ドルに対して、結果122億2000万ドルと予想を大きく上回りました。これはマイクロソフト(MSFT)やアルファベット(GOOGL)との競争が激化していることを考えれば素晴らしい業績でした。

しかし、投資家はそれでも満足しないほどに期待感が高まっていました。

アマゾン(AMZN)に投資している人の中には、長期的に見ればこれからネットで買い物をする人が増えるのだから売上も利益も増えるのは必然だし、クラウド部門のAWSも好調だから今のうちに投資してあとは気絶していればいいと考えている人もいるみたいですが、気絶していればいいほど投資の世界は甘くありません。

アマゾン(AMZN)はこれから過去最高の売上げと利益を叩き出す中で株価は下がっていくかもしれないからです。

そもそもアマゾン(AMZN)の予想PERは185.61倍とアルファベット(GOOGL)の29.11倍、フェイスブック(FB)の37.53倍に比べてもかなり高いです。これは大幅な増益を織り込んでいることに他ならないので、増益は絶対の命題です。しかし、それが予想を下回る増益率に留まればたちまちのうちに株価は急落してしまいます。
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チャートはアマゾン(AMZN)の日足チャートです。予想を上回るEPSだったものの、売上見通しの悪さから株価はー3.54%と急落しています。

アマゾン(AMZN)の凋落が始まりつつあるかもしれません。

グッドラック。

(関連本:「ジェフ・ベゾス 果てなき野望 」「ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛 」)

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