バフェット太郎です。

投資家の中には、将来有望のグロース株に長期投資すればお金持ちになれると信じている人がいますが、ハッキリ言ってそれは間違っています。そもそも将来有望のグロース株とは星の数ほどあるものの、20年後に生き残れる銘柄はごく一握りにすぎず、現時点でそれを選び抜くのはムリゲーだからです。

例えばこんな話があります。スターバックス(SBUX)を1992年の上場時から投資し、現在まで保有してたとすると200倍も資産が増えたそうです。しかし、ほとんどの投資家が途中で手放しているのはスターバックス(SBUX)は「このグロース株クソじゃん」って思われた時期があったからです。
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スターバックス(SBUX)の長期チャートです。92年の上場時に0.3ドルだった株価は一時62ドルをつけるなど、200倍以上値上がりしています。しかし2006年になると店舗数の増やしすぎた結果、既存店売上高が前年比で大幅減となり、18ドルだった株価はわずか二年で3.2ドル(ー82%安)まで暴落しました。

当時、多くの投資家は「スタバ株=クソ株」と考え、保有株を手放したのです。それを我慢して保有を続ければ良かったのではと思うかもしれませんが、それは後知恵バイアスと言って、「結果を知った後では誰もが天才」にすぎないわけです。つまり、将来がわからない以上、どのグロース株に長期投資すれば良いのかは誰にもわかりません。

現在、米国を代表するグロース株と言えば、フェイスブック(FB)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)の「FANG(牙)」銘柄ですが、この中で誰もが将来有望と考える高PER株はアマゾン・ドット・コム(AMZN)だと思います。
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アマゾン・ドット・コム(AMZN)の上場来チャートですが、過去三回半値以下になってます。この時どうして多くの投資家は株を投げ売りしたのかというと、利益が全然出ていないからです。今でこそクラウド事業で利益が出ていますが、相変わらずネット小売り事業の収益力は脆弱ですからね。

そう考えると、クラウド事業が傾けば株価も一気に大暴落っていうことになるので、やはりアマゾン・ドット・コム(AMZN)への投資は相当リスクのあることだと覚悟するべきでしょう。

「普段アマゾンを利用しているし、これからもアマゾンを利用する人が増えるだろう」と言って、投資するのも危険です。なぜならツイッター(TWTR)だって多くの人が利用しているのにも関わらず収益の伸び悩みから株価が暴落しているからです。

株価は一に収益、二に収益なので、アマゾン・ドット・コム(AMZN)も収益が求められるわけですが、PER170倍の期待に応え続けることができるかはやはり誰にもわからないので、同社への長期投資は控えた方が良いです。

しかし、多くの個人投資家は値上がり益ばかり求めるばかり、どうしてもグロース株に長期投資するなどというギャンブルを繰り返してしまうのです。

グッドラック。

(関連書籍:「スターバックス再生物語 つながりを育む経営 」「ジェフ・ベゾス 果てなき野望 」)

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