バフェット太郎です。

2月13日のNYダウ株式市場は、前日比+142.79ドル(+0.70%)高の2万0412.16ドルと史上最高値を更新して取引を終えました。上昇した主な要因は、トランプ大統領が税制改革を巡り、今後二~三週間のうちに「驚くべき政策」を発表すると言明したことを受けてトランプ相場が再燃したためです。また、日米の首脳会談も順調に終了したことなども投資家の安心材料になりました。
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マーケットは債券市場から投資資金が流出し、米10年債利回りが上昇、利ザヤが拡大する見通しから金融株が買われ、ゴールドマン・サックス(GS)+1.46%高、JPモルガン・チェース(JPM)1.32%高、バンク・オブ・アメリカ(BAC)+1.39%高、シティ・グループ(C)+2.29%高と軒並み上昇しました。

債券市場から投資資金が流出している主な要因は、税制改革への期待感と金融規制の緩和により、利上げ回数が当初予想の3回を下回らないと考えられたためです。

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、FRB(米連邦準備制度理事会)は「早期に利上げに動くべきだ。そうでなければ段階的に金利を引き上げるという当初の計画を断念せざるを得なくなるリスクがある」と指摘しました。

FRBはかねてから緩やかに、そして段階的に金利を引き上げることが望ましいと考えていて、市場の先手を打ちたいとも考えています。なぜなら後手に回ればFRBが市場に振り回されていると誤解されかねず、コントロール不能が市場に対する新たなリスク要因になり、FRBに対する信用力も落ちてしまうからです。

例えて言うならちょうど犬の散歩のようなものです。飼い主(FRB)が犬(景気)を引っ張ることでコントロールできますが、犬(景気)が飼い主(FRB)より先に歩けばコントロールが利かなくなってしまい、周りからは飼い主(FRB)が犬(景気)に振り回されているようで頼りなく映ってしまいます。

トランプ大統領による過剰な金融緩和と税制改革は、犬(景気)が飼い主(FRB)を追い越そうとしていることを示唆しているため、比較的早期に利上げに踏み切れば、今後の利上げペースを段階的に緩やかに進められる可能性が高まります。

CMEフェドウォッチによれば、市場が織り込む6月の利上げ確率は60%近くある一方、3月の利上げ確率はわずか四分の一に留まっています。そうした中でトランプ大統領が二~三週間以内に発表するとされる「驚くべき税制改革」は、内容次第で3月の利上げ確率が一気に高まる要因になり得ます。

グッドラック。

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