バフェット太郎です。

17日のNYダウ株式市場は、前日比+4.28ドル(+0.02%)高の2万624.05ドルと7日連続で史上最高値を更新しました。トランプ大統領の税制改革を期待したトランプラリーで、連日で高値を更新していた株式市場ですが、三連休を控えて持ち高調整の売りが進みマイナス圏で推移していました。しかし、引けにかけて買いが膨らみ、結局プラスに転じました。

セクター別では金融株が利益確定売りに押されました。また、エネルギー株は原油先物相場の下落を嫌気して売りが先行しました。原油価格下落の主な要因は、原油在庫が増加したことによる供給過剰懸念によるものです。

個別銘柄では、米食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)と英蘭系食品・日用品大手のユニリーバ(UL)の株価がそれぞれ+10.74%高、14.00%高と高騰しました。これはクラフト・ハインツ(KHC)がユニリーバ(UL)に対して、1430億ドル(約16兆1200億円)で買収提案を持ち掛けたためです。これはユニリーバ(UL)株を一株当たり50ドルで買収したいということを意味します。

ユニリーバ(UL)株は過去五年間、40-48ドルのレンジで推移しており、ほとんどプレミアムが上乗せされていないことから、早々に買収提案が拒否されたと報道されています。

しかし買収が実現すれば、世界中の消費者に馴染みのある数々の消費財ブランドを手に入れるだけでなく、時価総額でもプロクター&ギャンブルの2500億ドルを超えて世界一の食品・日用品企業になるため、その期待感からクラフト・ハインツ(KHC)の株価も高騰たのです。

消費財業界は今、再編の動きが加速しています。これまで積極的に消費財ブランドを増やしてきたプロクター&ギャンブル(PG)が不採算ブランドを非上場企業で食品大手のマースなどに切り売りして収益率の改善を進める一方、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)がチョコレート大手のハーシー(HSY)を買収しようとして失敗したり、トマトケチャップ大手のハインツは食品大手クラフト・フーズと2015年に合併し、さらに今回ユニリーバ(UL)と合併しようとして規模の拡大に乗り出しています。

ユニリーバ(UL)は買収提案を拒否した理由に「自社を過小評価していると指摘し、財務面でも戦略面でもユニリーバの株主に全く恩恵をもたらさない」とし、「今後協議する根拠も見当たらない」としました。

ちなみに、両社が買収で合意したとしても、その後は世界各国の反トラスト当局から独占禁止に当たらないように承認を得る必要があり、場合によっては一部のブランドを売却せざるを得なくなると思います。

グッドラック。

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