バフェット太郎です。

ブルームバーグによれば、4月から5月にかけて予定されているフランス大統領選挙において、左派アモン候補と急進左派メランション候補が共闘を模索しているそうです。この二人が共闘すれば支持率が25%になり、中道候補が決選投票に進めない可能性が高まります。さらにアモン候補が決選投票に進めば、EU離脱を掲げる極右政党、国民戦線(FN)のルペン候補が勝利する可能性が高まります。
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アモン候補はラジオ局のインタビューに対し、メランション候補と協議を始めたと語りました。また、ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV)のジャド氏とも統一候補について話し合ったと明らかにしました。

仏大統領選挙の日程は4月23日に第一回投票が予定されていて、この投票で得票率上位二名が5月7日に予定されている決選投票に進みます。第一回の得票率予想はルペン候補が26%、マクロン候補が23%と予想されていて、この二人が決戦投票に進んだ場合の得票率予想はルペン候補42%、マクロン候補63%であることからマクロン候補の勝利が予想されています。

しかし、アモン候補が同じ左派のメランション候補と共闘すれば、第一回投票の予想得票率が25%に引きあがり、決選投票に進む可能性が出てきました。ちなみに社会主義者のアモン候補は、労働市場改革の撤回、労働時間の週35時間未満への短縮、国民への最低所得保障(ベーシックインカム)の財源に充てるロボット課税などの内政構想を掲げています。ただし、これらには雇用を生まないというデメリットもあります。

また、左派候補の共闘で決選投票に進めなくなるかもしれないマクロン候補(前経済産業デジタル相)は経済面の楽観論を示す唯一の候補者で、規制緩和と従来型の社会的保護の融合を唱えています。しかし、マクロン候補がまだ詳しい政策を発表していないことが懸念材料とされています。

仮にEU離脱を掲げるルペン候補と社会主義者のアモン候補が決選投票に進めば、株式市場にネガティブなインパクトを与えるのは必至です。また、フランスのEU離脱に伴い解体の道に進めば、欧州各国は自国の通貨の裏付けとして金を保有せざるを得なくなるので、金買い需要が急速に高まり金価格が高騰します。

グッドラック。

(関連書:「欧州解体 」「問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書) 」「EU崩壊 (新潮新書) 」)

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