バフェット太郎です。
1
米CNBCの独占インタビューで著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、「米国経済のダイナミズムや金利水準を勘案すれば、米国株は決して割高ではない」と答えていましたが、みなさんはもう見ましたか?まだ見てないという人は勉強になるので絶対見て下さい。(インタビューは日本語翻訳文が用意されています)。

この独占インタビューでは「米国株はバブルではない」と「アップル株買い増しの理由」の二本が用意されています。

まず一本目の「米国株はバブルではない」ことの根拠に現行の金利水準を挙げています。バフェット氏は基本的にすべてのものを金利と比較して測る必要があると考えており、「金利は株価評価の重力のようなもの」と語っています。つまり、金利という重力が高ければ資産価格は下に押下げられ、金利が低ければ資産価格は上に押し上げられる傾向にあるわけです。

SPONSORED LINK
過去を振り返れば、1960年から1981年にかけて米10年債利回りが一時15.84%まで高騰したとき、米国株はその20年間低迷しました。また、1982年以降金利が低下を始めるとダウ平均は800ドルから2万ドルまで上昇したので、高金利が資産価格の重しになることは歴史が証明しています。

また、バフェット氏は10年債利回りが7~8%であれば今の株価は例外的に高いとしつつも、現在の10年債利回り2.48%と比較すると今の株価は歴史的な株価評価に比べて割安と言えると持論を展開し、10年債利回りが2.3%程度の水準が10年続いたとしたら、今株を買っておかなかったことを後になってからとても後悔するでしょうと語りました。

加えて、ダウ平均が2万1000ドルと史上最高値を更新する中で、多くの人がこの大相場に乗り遅れたと後悔し、値下がりすることを待つしかないと考えています。

バフェット氏はこれについて、「値下がりすることを待つのは間違いだ」と指摘しています。なぜなら、そもそも今後相場がどうなるかなんて誰にもわからないし、10年、20年、30年先に価値が上がると思う農場であれば、値段が高すぎない限りは買うべきであり、時間の経過とともに徐々に買い増していくべきだからです。つまり、時間が経てばうまく行くのだから、投資をいつまでも始めないのはひどい間違いだというわけです。

ちなみに値段が高すぎるか低すぎるかについては、先に述べたように金利と比較するべきであり、現在の10年債利回り2.48%とすると、むしろ割安な水準と言えるため、史上最高値を更新しているからと言って買い控えるのは間違いです。バフェット太郎は毎月50万円くらい米国株を買い増しています。

二本目の「アップル株買い増しの理由」で明らかになったことですが、バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)は以前から後継者候補のトッド・コームズ氏かテッド・ウェシュラー氏のどちらかがアップル(AAPL)株を約1000万株保有しており、その後バフェット氏本人が1億2300万株買い増したそうです。

バフェット氏はアップル(AAPL)株をハイテク技術を使用しているものの、限りなく生活必需品に近い消費者向け製品と考えるようになり、大きく投資したようです。また、決算発表後株価が急騰したため、それ以降買い増しはしていませんが、仮に急騰しなければ、まだまだ買い増したかったそうです。

これら二本の独占インタビューは日経CNBCの【日経チャンネルマーケッツ】 で視聴できるので、全文読みたい方はそちらからご覧ください。まだ会員登録していない人も初月は無料なのでよかったらどうぞ。(一か月以内なら退会費用もかからないのでタダで視聴できますよ)

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
SPONSORED LINK