バフェット太郎です。

9日のNYダウ株式市場は、前日比+2.46ドル(+0.01%)高の2万0858.19ドルと、ほぼ横ばいで取引を終えました。10日に雇用統計を控えていることから株式市場に様子見ムードが広がった一方、原油先物市場と為替市場は大きく動きました。NY原油先物相場は前日比ー1.99%安と急落し、ドル円相場は115円台に上昇しました。

NY原油先物相場が急落している主な要因は、OPEC(石油輸出国機構)の減産にも関わらず、米原油在庫が過去最大まで積みあがったことで過剰供給が解消されておらず、OPECの協調減産に効果はなかったとの見方が広がりつつあるためです。また、OPECの協調減産合意を受けて買い持ちしていたトレーダーたちが、ポジションの解消を進めたことも急落の要因の一つになりました。
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原油先物相場の日足チャートです。上値が抑えられている一方で下値が切り上がる三角保ち合いを形成していたため、上に大きく上昇することが期待されていたものの、下にブレイクアウトしてしまいました。

目先のターゲットである200日移動平均線には接触したので、ここから押し目買いが入りやすいため、ここからさらに相場が崩れる可能性は低いです。

また、3月利上げへの期待感から米10年債利回りが2.60%と、三か月ぶりの高い水準まで上昇したことでドル買いが加速し、1ドル115円台で推移しています。
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ドル円の日足チャートです。今年1月以降、ずっと50日移動平均線に抑えられていましたが、ようやく抜けてきました。ここからドル円は再び120円を目指す展開になると思います。

この日、労働省が発表した米新規失業保険申請件数は予想23万5000件に対して、結果24万3000件と予想を上回りました。しかし、これは30万件を下回れば労働市場は力強いとされているため、米国の労働市場は最大雇用状態かそれに近い状態にあるとされ、職種に必要とされる人材を確保するのが難しくなっているとする雇用主が増えていることを意味します。また、雇用主が人材確保が難しくなったと考えれば、賃金に上昇圧力がかかるため、利上げを後押しすることにつながります。

10日はいよいよ2月の米雇用統計の発表となりますが、アナリスト予想は非農業部門雇用者数が19万人増、民間雇用者数19万3000人増、失業率は前月の4.8%から4.7%に低下することが見込まれています。雇用統計がネガティブサプライズでなければ、3月の利上げがほぼ確定するため、ドル買いが進みやすい環境になります。

グッドラック。

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