バフェット太郎です。

投資の世界では、S&P500ETFに投資して配当を再投資し、長期で保有することで、誰もがお金持ちになれるという最適解が用意されているのですが、どうして誰もそれをやらないのでしょうか。

これには大きく分けて二つの要因があります。一つは金銭的に難しいこと。もう一つは心理的な障害が大きすぎることです。

▮金銭的に難しいワケ

多様な価値観が認められた社会であっても、ヒトはその他大勢の人々と同じような人生プランを考えるものです。それは適齢期で結婚し、子供を作り、クルマやマイホームを買い、高額な保険に加入するといったものです。

このような、その他大勢の人々と同じような消費行動を取れば、投資用の資金を捻出できるわけもなく、配当再投資ができないことに加えて、マイホームの頭金のためにETFやファンドの解約に迫られるのが普通です。

そもそも20代までは賃金格差が広がりにくいので、大企業に勤めたとしても、大勢の若者は投資に振り向ける資金がないのが現実です。しかし、30代以降は賃金格差が広がるので高給取りほど投資意欲が沸き、積極的に投資できるようになります。

このように、お金持ちはますますお金持ちになる機会を得て、貧乏人は一生貧乏人のままであることが、こうした資本主義社会の隅っこでも見られます。つまり、多くの人々は金銭的に長期の配当再投資戦略が難しいというワケです。

とは言え、いくら高給取りの30代が投資の機会に恵まれていると言えど、彼らは何に投資するべきかという知識が全くありません。いくら投資の世界で「S&P500ETFに投資することが最適解だ」ということが広く知られていても、ほとんどの若者は最適解を知らないし、今すぐ値上がりが見込める投資対象に投資(あるいは投機)しようとするのです。

最近はマンション投資ブームもあり、30代サラリーマンが頭金ゼロのフルローンでマンション投資をするといった事例をよく聞きます。また、ビットコインに投機したり、FXを始めたりとどれも危ない橋ばかり渡ろうとしているのです。

このように短期的に儲けたいという心理が、誰もS&P500ETFに投資して配当を再投資し、長期で保有しようとしない要因になっているのです。

▮心理的な障害が投資の邪魔をする

投資で成功したければ、S&P500ETFに投資して配当を再投資し、長期で保有しなければなりません。しかし、これは短期的には周りの勝ち組投資家よりもパフォーマンスが劣るということを受け入れる必要があります。

例えば、周りの勝ち組投資家たちが、ピーター・リンチ流投資法で日本の中・小型株に投資して、資産を短期間のうちに何倍にも増やしたり、アマゾン(AMZN)やアップル(AAPL)株がどれだけ魅力的に映ったとしても、S&P500ETFに投資している投資家たちは、愚直に配当再投資を続け、年率平均8%程度の成長で満足しなければならないのです。

このように、S&P500ETFに投資して配当を再投資し、長期で保有することで誰もがお金持ちになれると広く知られているのにも関わらず、誰もそれをよろうとしないのは、金銭的・心理的の二つの要因が障害となっているためです。

別の言い方をすれば、これら二つの障害を取り除くことができれば、投資は成功したようなものです。

グッドラック。

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