バフェット太郎です。

16日のNYダウ株式市場は、前日比ー15.55ドル(ー0.07%)安の2万0934.55ドルと小幅下げて取引を終えました。
ハイテク株や金融株が買われた一方、ヘルスケア株の利益確定売りが相場全体を押し下げました。

ヘルスケア株が下落した主な要因は、2018年度の予算案の中で、FDA(米食品医薬品局)がヘルスケア業界から20億ドル以上集めることや、医学研究への連邦政府の補助金がカットされることなどが示されたためで、投資家たちはこれらの政策がそのまま実現するとは見ていないものの、これまでの上昇分を一旦利益確定売りしておこうというきっかけになりました。

一方でハイテク株と金融株は好調で、利上げの恩恵を受けるとされる金融株は軒並み上昇しました。また、大型ハイテク株のオラクル(ORCL)は前日比+6.23%高と高騰しました。高騰した主な要因は、オラクル(ORCL)が昨日発表した四半期決算は、クラウド事業への軸足転換が功を奏して、調整後の売上高と利益が市場の予想を上回ったためです。
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この日発表された米新規失業保険申請件数は、24万1000件と予想にほぼ一致しました。この数値は30万件を下回れば労働市場は力強いと判断されるので、改めて労働市場が最大雇用に近づきつつあり、物価上昇圧力が高まっていることを示唆しています。

インフレ抑制の原因となっている原油先物価格は、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が、米ブルームバーグのインタビューで「原油在庫水準が平均を右回る状況が続く場合、OPEC(石油輸出国機構)による減産合意を延長する可能性がある」と答えたことで、前日比+0.78%高の1バレル49.24ドルで取り引きを終えました。
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しかし、米シェールオイル企業が減産効果による価格上昇を受けて増産体制に入るため、在庫のダブつきが短期的に解消することはなさそうです。また、こうしたことからOPECは次第に協調減産に懐疑的になり、協調体制が崩れる恐れがあります。

加えて、原油価格の低迷はガソリン価格の下落を意味するため、米国民の消費活動がより活発になりやすいです。従って、米国経済はまだしばらく好調に推移することが予想されるため、短期的に株価が暴落し、長期で低迷するということはなさそうです。

投資家が安心してコツコツと積立投資ができる環境が長期化することが予想される一方で、2016年に利益確定売りをしたばかりにトランプラリーに乗り遅れたクソダサい投資家たちは、ぼくたちがどんどんお金持ちになっていくのをただ指をくわえて眺めている状況が続きそうです。

グッドラック。

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