バフェット太郎です。

投資家の中には、数千万円以上の資産形成に成功したことでセミリタイアを選ぶ人がいます。もちろん、その数千万円を取り崩して生活するわけではなくて、そのお金を金融市場で運用することで配当を得たり、副業でお金を稼いだりして生計を立てているわけです。

毎朝、満員電車に揺られて会社で上司に怒鳴られて、取引先からは理不尽なクレームを受けたり、さらに残業代のつかない残業を強いられて夜遅くまで働くサラリーマンにとっては、セミリタイアは憧れであり目標に他なりません。

でも、一体いくらあればセミリタイアできるのでしょうか。

例えば、1億円の金融資産を保有する投資家は、1億円を高配当株(平均配当利回り4%)に投資することで、年間320万円(税引き後)の所得を得ることができるので、一人暮らしなら多少の贅沢をしても320万円もあれば十分遊んで暮らせそうです。しかし、家庭を持ち、子どもの教育費にまだまだお金がかかるという人にとっては320万円では心細く、1億円あってもセミリタイアは難しそうです。

そのため、いくらでセミリタイアできるかは個別の事情を加味する必要があり、生活費を抑えることができる人ほど、セミリタイアに必要なお金は少なくて済みます。

例えば、一カ月の生活費が15万円だとすると年間の生活費が180万円になります。180万円程度なら、5500万円を平均配当利回りが4%になるように分散投資することでセミリタイアできます。

さらに、副業で毎月10万円稼いでいる人は、年間の生活費が60万円だけ足りないだけなので、2000万円もあればセミリタイアできそうです。

このように、人生に多くを望まなければ2000万円もあれば十分セミリタイアできるわけです。そして多くを望まない人にとっては2000万円を貯めることはそれほど難しいことではありません。平日は会社で働き、土日はアルバイトをして働けば、誰もが40歳までに2000万円くらい貯められるからです。

しかし、人生は何が起こるかわかりません。一人で生きると決めたものの、好きな人ができて結婚をしたくなっても、無職で年収180万円では相手も相手の両親も将来が不安で仕方ありません。また、両親や兄弟など身近な大切な人が、事故や病気にかかってお金が必要になった時、年収180万円では助けたくても助けることができないかもしれません。

そう考えると、いくらでセミリタイアできるかなんて答えは出てきません。自分だけのことを考えれば2000万円で十分ですが、自分以外の大切な誰かを想えば、セミリタイアなんてできるはずがないのです。従って、あなたが1億円以上の資産が築けないのならば、やはり毎朝、満員電車に揺られて上司に怒鳴られて、取引先から理不尽なクレームを受け、残業代のつかない残業を強いられる毎日からは逃げられないのです。

グッドラック。

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