バフェット太郎です。

資産運用において、自分で予めルールを決めておくことは重要なことです。そして、当然ですがルールを守ることはもっと重要なことなのですが、それを破る投資家は少なくありません。

例えば、「15%値上がりしたら利食い、10%値下がりしたら損切りする」というルールを予め設定したとします。しかし、実際に15%値上がりすると「まだ上がるはず」と欲をかき、5%値下がりすると、それだけでパニックになりすべてを投げ売りしてしまったり、あるいは、10%値下がりしても「優良株が割安になっただけだ」と考え、そのまま放置したりします。

最近の例で言うと、米著名投資家ウィリアム・アックマン氏率いるパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントが、集中投資していたカナダの製薬会社、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナル(VRX)を巡って大損した件が有名です。

彼は本来、損切りすべきタイミングで損切りせず、そのままズルズルと放置した結果、30億ドル前後(約3448億円)もの巨額な損失を計上してしまったのです。つまり、一流の投資家ですら、自分で予め決めた損切りのルールを無視してしまい失敗することだってあるのです。

そういう場合、自分で予め決めたルールは、冷静な頭で合理的な決断を下しているわけだから正しくて、一方で、短期的な価格変動に反応してパニックになることは間違っていると考えられます。

この観点からいくと、解決策は予め「宣言する」ことにあります。

例えばブログやツイッターを利用して、「すべての保有銘柄は15%値上がりしたら利食い、10%値下がりしたら損切りします!」という風に、予め投資ルールを宣言するわけです。

そして売買する度に「15%値上がりしたので利食い(*´▽`*)」とか、「10%値下がりしたので損切り(´;ω;`)」と、運用状況を度々報告し、感情的な売買に走らないようにします。

もちろん、あなたのブログの読者やツイッターのフォロワーが、あなたがルールを守っているかどうかなんていちいちチェックしているわけではないので、ルールを破ろうと思えばいつでも破れるのですが、実際、「宣言」するだけで相当なプレッシャーになるので、機械的な運用がしやすくなりますよ。

ちなみにバフェット太郎も、「組み入れ比率最低銘柄を月末に50万円分買う」と宣言しているのは、ブログを通じて機械的に運用するためです。

いずれにせよ、投資家は自分のやりたいようにでき、決めたことをいつでも変えられるとき、短期的な価格変動にパニックになり、マズい決定をしがちなのは明らかです。

自由を制限したり、柔軟な考えを持たないようにすることはイデオロギーに反するという人もいると思いますが、投資においては意思決定に制約を設けた方が、長期的な目標への道から外れずに済みますよ。

グッドラック。

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