バフェット太郎です。

ドル円が111円台を割り込み110円台で推移する中で、ドル安円高トレンドは一体いつまで続くのでしょうか。

【ドル円:週足】
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ドル円の週足チャートです。弱気のトレンドチャネルを形成しており、ターゲットは110.09円と108.20円水準です。

そもそも年明け以降、ドル安円高トレンドが始まった主な要因は、トランプ大統領がこれまでの公約を本当に実施する能力があるのかという点で、懸念が高まったためです。例えば、税制改革やインフラ投資について未だに詳細が語られていないということです。

これまでのドル円相場は政策への期待感から急騰していました。しかし、そもそもドル円相場は政策金利に強く影響を受けるので、例え税制改革やインフラ投資の規模がそれほど大きくなかったとしても、政策金利が上昇する局面ではドル円相場は上に向かうことが予想されます。

【ドル円と政策金利:1988ー2017】
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ドル円と政策金利のチャートですが、政策金利がドル円の先行指標になっていることがわかります。これをもう少しわかりやすくするために下のようなチャートを用意しました。

【ドル円と政策金利:1988ー2017】
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このチャートは政策金利を一年間後ろにずらしたチャートになります。数字は政策金利とドル円相場のボトムを表しているのですが、タイミングがほとんど同じであることがわかります。つまり、政策金利が上がり始めると、ドル円相場はちょうど一年後に上昇を始めるというわけです。そのため、FRBが2015年12月末に利上げに踏み切ったことで、ドル円は一年後の2016年12月末から上昇を始めたのです。

また、アルファベットはドル円相場のピークを阿波らしていますが、B以外、概ねタイミングが一致しています。つまり、政策金利が下がり始めた時、あるいは高止まりすると下落に転じるというわけです。

BはFRBが政策金利のアクセルとブレーキを交互に踏み分けたことで、南米の累積債務問題だけでなく、アジア通貨危機にまで発展し市場は混乱しました。

さて、足元の米国経済を眺めると、労働市場が堅調に推移しており、インフレ率も着実に加速しています。こうしたことから、例えトランプ大統領の公約が期待通りいかなくても、政策金利は緩やかに上昇していくことがわかります。

従って、中・長期的にはドル円相場は確実に上昇していくので、現在のドル安円高局面は短命に終わると思いますよ。

グッドラック。

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