バフェット太郎です。

米国株投資家のバイブル「米国会社四季報 2017年 春夏号」が届いたのでレビューです。

まず、今回の掲載銘柄は個別銘柄が637銘柄と前回の632銘柄から5銘柄増えました。また、日本で買えるETFも254銘柄で、前回の251銘柄から3銘柄増えました。

日本の投資家が米国株に投資するなら、S&P500構成企業が全てカバーされているので、637銘柄は十分な数字です。また、ベルギーに本社を置き、ビールの「バドワイザー」を有するアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)や、仏と英に本社を置き、「ラックス」や「クノール」、「リプトン」など、消費者に馴染みのあるブランドを有しているユニリーバ(UL)などADR(米預託証券)もしっかり掲載されています。

ちなみに英国に本社を置くタバコ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)とスイスに本社を置くネスレは掲載されていません。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)はマネックス証券で購入が可能で、バフェット太郎が利用している楽天証券では購入できません。また、ネスレはネット証券で購入することができません。

さて、今回の特集はテーマ注目株としてトランプ銘柄として注目されているインフラ関連株、石油・資源関連株、金融株、防衛関連株など17銘柄が紹介されています。例えば、インフラ関連株では、世界最大級の総合エンジニアリング企業、フルアー(FLR)が紹介されています。

フルアー(FLR)と言っても、日本の投資家にとって馴染みがないのでわからないと思いますが、主に設計、調達、建設、工事、保守、プロジェクト管理を一括で請け負っている会社です。売り上げの過半を原油・ガスプラントが占めているので、トランプ政権下でインフラ投資が拡大するなかで大型プロジェクトの一括受注となれば、当然株価の値上がりが期待できます。

また、米軍がシリアに59発の「トマホーク」を打ち込みましたが、地政学リスクが高まる中で防衛関連株を物色したい投資家にとっても参考になります。

ちなみに今回使用された「トマホーク」はミサイルで世界トップメーカーのレイセオン・カンパニー(RTN)が開発したミサイルで、その他にも「パトリオット」などを有しています。同社は兵器や軍事用レーダーなどを統合し、防衛、情報収集、サイバー防衛のシステムを販売しています。また、最近は民間向けのネットセキュリティにも参入しています。

このように、日本の投資家に馴染みがなくても、懇切丁寧にわかりやすく説明されているので、すでに米国株投資を始めていて、新規で取得したい銘柄を探している投資家だけでなく、これから米国株投資を始めてみようと考えている投資家にとってもオススメです。

その他にもネット銘柄が10銘柄、主要なディフェンシブ銘柄が8銘柄、金関連銘柄がETFを含めて8銘柄紹介されています。

さらに、今回の特集には米国の中小型株も独自収録されていて、大型株だけでは飽き足らない投資家にも満足のいく内容になっています。例えば、航空宇宙ファスナーや消耗品などの航空宇宙関連ビジネスが主力のKLX(KLXI)など28銘柄が掲載されています。ただし、掲載されている銘柄全てがネット証券で買えるわけではないので注意してください。

また、米国の「最新グロース株」としてランキングTOP100、「魅力的な不人気株」として高配当ランキングTOP100、低PERの「今が買い時割安株」としてランキングTOP100、さらに企業価値が割安に放置されていてM&Aの対象になりやすい掘り出し物銘柄としてランキングTOP100が紹介されいるので、これから米国株投資を始めてみようと考えている投資家だけでなく、マニアックな投資家まで満足のいく内容になっています。

★★★

資産を最大化を目指したいならS&P500ETFや配当貴族指数に連動するインデックスファンドに投資し、配当を再投資するだけで十分です。しかし、個別銘柄に投資したいのが投資家の性なので、その気持ちに嘘をつく必要はありません。

ポートフォリオの一部に自分だけのお気に入り銘柄を組み入れて、投資の世界を是非楽しんでください。

グッドラック。



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