バフェット太郎です。

世界を取り巻く地政学リスクが急速に高まっています。

先日、米国は59発の「トマホーク」をシリアに撃ち込みましたが、これは北朝鮮に対する警告も意味します。「イカれたデブ」こと金正恩率いる北朝鮮は、核兵器を開発しているとみられており、北朝鮮が一方的に米国や韓国を攻撃する可能性に懸念が高まっているからです。

そのため米国は米原子力空母を韓国に向かわせているのですが、この空母には爆撃機を搭載することが可能で、戦争の用意をしているとも解釈できます。

これを受けて、韓国株に対する見通しは急速に弱気に傾いており、iシェアーズMSCI韓国キャップトETF(EWY)は高値から5%超下げて調整局面を迎えています。
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投資家たちは韓国株に対して空売りを仕掛けており、55ドルまで下がると予想しています。

また、こうした地政学リスクの高まりは安全資産に注目が集まりやすく、ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF(GDX)は+3.09%高で推移しています。
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ちなみに、金鉱株ETFには指数の値動きの3倍になるように運用を目指しているDirexionデイリー金鉱株ブル3倍ETF(NUGT)というものがあります。
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ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)が3%上昇しているのに対して、Direxionデイリー金鉱株ブル3倍ETF(NUGT)は10%弱も上昇しています。そのため、欲深い投資家は後者に投資しようと考えますが、バフェット太郎はレバレッジ型ETFをあまりオススメしません。

レバレッジ型ETFを知らない投資家は、「GDXが50ptになればNUGTは150ptになるんでしょ?」と思うかもしれませんが、そうはならないのです。これはレバレッジ型ETFでは値下がり率にもレバレッジが掛かっているからです。

例えば、GDXは11月の高値25.5ptに対して、現在24.4ptとー4.5%安で推移していますが、レバレッジ型のNUGTは11月の高値15.7ptに対して、現在11ptとー30%安に沈んでいます。

どうしてこのようなことが起きるかというと、例えばGDXとNUGTをそれぞれ100とした場合、GDXが10%上昇すれば、GDXは110、NUGTは130になります。しかし、次にGDXがー10%安に沈むと、GDXは99に下がり、NUGTは91になります。

これくらいのことが数回起きると、NUGTはレバレッジをかけて3倍のリスクを取っているのにも関わらず、GDXに投資した場合の1.5倍しか儲かっていないという事態になります。つまり、リスクに見合わないギャンブルをしていることに他ならないわけです。

特に金鉱株はボラティリティが激しいのでレバレッジ型金鉱株ETFでリスクに見合ったリターンは期待できません。こうしたレバレッジ型ETFは株式市場をカジノと考え、壮大なギャンブルをしたい投機家にとっては格好の遊び場ですが、堅実で賢明な投資を好む投資家にとっては、あまり関係のない世界だと言えます。

グッドラック。

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