バフェット太郎です。

米国3位の銀行ウェルス・ファーゴ(WFC)が第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

EPSは予想0.97ドルに対して、結果1.00ドルと予想を上回りました。

収入は予想223億2000万ドルに対して、結果220億ドルと予想を下回りました。

ウェルズ・ファーゴはかねてから効率的な経営を目指しており、経費率を55ー59%を目標としています。しかし、結果は費用が前年同期比5.9%増の137億9000万ドル、経費率は62.7%に達し大幅に悪化しました。これはウェルズ・ファーゴの営業慣行の不祥事への対応で経費率が高まっているためで、これはしばらく続く見通しです。

また収入が予想を下回った主な要因は、住宅ローン関連の収入低迷が響いたためです。

ウェルズ・ファーゴは米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ(BRK.B)の永久保有銘柄として有名で、ウェルズ・ファーゴ株全体の10%を保有していますが、バークシャーはFRB(米連邦準備制度理事会)に提出していたウェルズ・ファーゴ株の持ち分比率を10%超に高める許可申請を撤回しました。

さらに持ち分が10%以上にならないようにするために900万株(約500億円)を売却するそうです。

ウェルズ・ファーゴは顧客に無断で口座を開設していたことが明らかになり批判を浴びていますが、バフェット氏もCNBCのインタビューに対し「ウェルズ・ファーゴが問題への対応で大きな過ちを犯した」と話していました。

【ウェルズ・ファーゴ(WFC):日足】
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決算発表を嫌気して株価は前日比ー3.33%安と急落しました。

また、FRBが6月、9月、12月のいずれか二回で追加の利上げを実施し、残りの一回で利上げを休む一方、バランスシートの規模縮小を考えていることから、年四回の利上げは可能性として薄くなってきています。

そうした中で、利上げの恩恵を受けるとされる金融株は失望感から売られており、ウェルズ・ファーゴも例外なく売られていました。そして今回の決算を嫌気してさらに売られる展開になっています。

しかし、それでもウェルズ・ファーゴが優良株であることには変わりありません。

08年にワコビア銀行を合併し全米屈指の規模になったことや、住宅ローンや中小企業向け融資は全米1位、自動車ローンや学生ローンでは2位。さらに全米に1万3000台ものATMを設置し、全米の3分の1の世帯と取引しているなど、大衆の生活に欠かせない銀行となっているからです。

不祥事の対応によりコストが高止まりするものの、安定した収益を稼げることには変わりないため、依然として多くの長期投資家にとって、永久保有銘柄であることには変わりありません。

グッドラック。

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