バフェット太郎です。

投資家の中には保有株の下落局面で株を買い増すことで、平均購買単価を引き下げようとする投資家がいます。これをナンピン買いというのですが、必ずしもすべての株に応用して良い投資手法ではありません。

著名投資家たちに関する本を読んでいると、彼らは、お気に入りの保有株が値下がりした時に喜んで買い増して、結果的に資産を増やした、なんていう逸話が出てきます。

誰もが見向きもしない中で、自分だけは本質的な価値を理解しており、積極的に買い増すというストーリーに憧れるのもわかります。しかし、多くの投資家たちが気づかない中で、自分だけが本質的な価値を理解できるなどという都合の良い話はあり得ません。

ちなみに、C型肝炎治療内服薬のソバルディとハーボニというドル箱を持ち、多くの投資家に夢と希望を与えばグロース株の王様、ギリアド・サイエンシズ(GILD)の株価は今こんな状況です。

【ギリアド・サイエンシズ:GILD】
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NYダウが2万ドルの大台で推移している中で、ギリアド(GILD)株は高値からー45%程度下げて推移しています。

2015年当時、「下がったら買い増す!」とナンピン買いを宣言していた投資家が、仮に高値からー20%(96ドル)、ー25%(90ドル)、ー30%(84ドル)、ー35%(78ドル)、ー40%(72ドル)、ー45%(66ドル)と5%ptずつ切り下がったところでナンピン買いした場合、平均購買価格は81ドルになりますが、それは現在の66ドルからおよそー18%安の水準です。

このように、どれほど将来有望と期待されたグロース株でも、銘柄選択を誤れば手痛いしっぺ返しをくらうものです。そのため、ナンピン買いで有効な銘柄というのは、バフェット太郎が買うような超大型ディフェンシブ銘柄の高配当株がオススメです。

例えば、バフェット太郎がこれまでナンピン買いした銘柄には、IBMやマクドナルド(MCD)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)のような株があります。これらの銘柄は今でこそ再評価されていますが、2015年頃は誰も見向きしないクソ株の代名詞だったのです。

しかし、競争優位性が崩壊したわけでも、安定した利益を生まなくなったわけでもないので、一~二年も経てば再評価されるのです。ちなみに、バフェット太郎が現在保有しているウォルマート・ストアーズ(WMT)やコカ・コーラ(KO)、エクソン・モービル(XOM)なども、株価が低迷していることから多くの投資家から見放されてます。

ただし、これらの企業の競争優位性が崩壊したわけでも、安定した利益を生まなくなったわけでもないので、やはり一~二年も経てば再評価されて、これらの銘柄にナンピン買いすることが有効だったとわかると思いますよ。

グッドラック。

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