バフェット太郎です。

フリマアプリ、「メルカリ」に現金5万円が5万9500円で販売されていて、それを購入する人たちがいるということが話題になっています。
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この摩訶不思議な個人売買の実態は、クレジットカードの現金化にあります。

「商品(現金5万円)」の買い手は今すぐ現金が欲しい貧困層です。彼らは商品代金5万9500円をクレジットカードのショッピング枠で決済することで、現金5万円を手に入れることができます。もちろん、二カ月後に請求される5万9500円の購入代金を返済しなければならないし、返済できなければ利息がどんどん付いてしまいますが、背に腹は代えられない人たちにとっては魅力的な「商品」となり得るのです。

一方で売り手は5万9500円のうち、10%に当たる5950円を販売手数料としてメルカリに天引きされます。また、現金書留の送料430円と損害要償額100円を自己負担すれば、手元には3020円残ります。もちろん代金はクレジットカード会社が保証してくれますから取りっぱぐれる心配もありません。

また、現金の売買は、記念硬貨やゾロ目や連番などのレア紙幣を売買することができることから、法的には問題なさそうですが、やはりグレーでしょう。

このように摩訶不思議な個人売買が、メルカリを利用して行われているワケです。

世間一般には、20%ものプレミアムを上乗せして現金を手に入れたいと考える人はいません。しかし、世の中には20%ものプレミアムを上乗せしてでも現金を欲しいと考えている貧乏人や、そもそも20%のプレミアムを計算できないバカがいるのが現実です。

そして、昔も今も貧乏人とバカは必ずいるのだから、これからも貧乏人とバカはいなくならず、彼らを狙った貧困ビジネスは永久になくなりません。むしろ格差が拡大する中では、貧困ビジネスの市場は拡大することが見込まれています。

インターネットを利用すれば個人でもお金を稼げるようになった時代に、個人が「貧困ビジネス」という成長市場に目をつけて、お金を稼ぐということは何も不思議な未来ではありません。

21世紀は働き方が変わり、個人で稼ぐ時代と言われていますが、別の言い方をすれば、個人が個人を食い物にする時代が来たということなのかもしれませんね。

グッドラック。

追記:メルカリはすでに現金が出品できないルールに変更しているとのこと。

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