バフェット太郎です。

ネット小売り世界最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.12ドルに対して、結果1.48ドルと予想を上回りました。

売上高は予想353億ドルに対して、結果357億1000万ドルと予想を上回りました。

ダッシュボタンやプライムビデオの世界展開、ドローン配送や自動音声の「アレクサ」、AIを利用したAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の新サービスなど、多岐にわたる分野へ積極的に投資していいるのにも関わらず利益が出たのは、ついに使いきれなくなるくらいに利益が出たのかもしれません。いずれにせよ、これまで赤字を垂れ流して規模の拡大を追求してきた以前のアマゾン(AMZN)とは大違いです。

ジェフ・ベゾスCEOはアマゾンのビジネスモデルを達成するためには、規模の拡大が最重要であると信じていて、その規模を拡大する上で、採算を度外視した赤字戦略で規模を拡大させてきました。これは参入障壁が低いとされるネット小売りビジネスにおいて、ライバルが追随できないように、わざと赤字を垂れ流して参入障壁を高くしたのです。結果、ライバルは追随できず、アマゾン単独の拡大を許したわけです。

ブライアン・オルサフスキーCFOは決算発表で、「顧客の支出をコントロールすることはできないが、価格や選択、サービスの利便性はコントロールできる。このコントロールできるものだけに集中し続けた結果、我々は大きな進歩を遂げることができた」と語りました。

【アマゾン・ドット・コム(AMZN):日足】
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株価は決算への期待感から+1%高で引けましたが、引け後に発表した決算内容を好感して、アフターマーケットではさらに+4%弱上昇して推移しています。

アマゾン(AMZN)は今後も業績の拡大が期待できそうですが、多岐にわたる先端技術分野へ積極的に投資していることから、投資期間が長くなるにつれて投資家からプレッシャーがかかる可能性もあります。

米国景気が拡大し、それに乗じて業績が拡大している時というのは、誰もが穏やかな気持ちで将来に対して明るい未来を描いていますが、景気が後退し、多岐にわたる先端技術分野への投資期間が長くなればなるほど、投資家から「利益をもっと出せ!」の催促は厳しくなることが予想されます。従って、予想PER130倍のアマゾンへの投資はそれなりの覚悟が必要になりそうです。