バフェット太郎です。

iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の過去16カ月(2015年12月末~17年4月末)のトータルリターンは+19.90%でした。(税引き前の分配金を配当再投資したと仮定)

【iシェアーズ・コアS&P500ETF:トータルリターン】
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一方でバフェット太郎10種のトータルリターンは同+17.24%とiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)に対してー2.66%ptアンダーパフォームしました。この数値はIVV同様、税引き前の配当を再投資したと仮定した数値です。

【バフェット太郎10種:トータルリターン】
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【累積収益額:ドル】
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累積収益額は5万7376.14ドル(約640万円)となりました。(※累積収益額とは配当再投資を含めた利益です)。

バフェット太郎10種がS&P500ETFに大きくアンダーパフォームした主な要因は、バフェット太郎の保有銘柄の多くが第1四半期決算発表で予想を下回る悪い数字を出したのに対して、S&P500ETFはハイテク株を中心に予想を上回る良い数字を出したためです。

★★★

投資の世界では「何に投資すべきか」の問いに「S&P500ETFに投資して配当を再投資しろ」という明確な答えが用意されています。これは著名投資家ウォーレン・バフェット氏など多くの著名投資家が賛同する意見です。

しかし、ペンシルベニア大学のジェレミー・シーゲル教授によれば、S&P500ETFに投資するよりも、S&P100種に採用されている安定高配当株(過去15年間で一度も減配しなかった高配当株)に投資して配当を再投資した方が長期的なリターンが高かったことを発見しました。

そもそもS&P500ETFの中には、平均を上回る250銘柄と、それを下回る250銘柄があるはずです。シーゲル教授は高配当株や連続増配株など、配当を出す企業ほど、トータルリターンが高くなりやすい傾向を見つけたのです。

ただし、高配当株や連続増配株への投資戦略が常に市場平均を上回るわけではありません。例えば、1999年のITバブル期では、ハイテク銘柄が時価総額をぐんぐん伸ばしていたので、S&P500指数に対して見劣りしていました。

つまり、現在のようにアマゾン・ドット・コム(AMZN)やアルファベット(GOOGL)、フェイスブック(FB)にネットフリックス(NFLX)、アップル(AAPL)のようなハイテク銘柄がぐんぐん値を伸ばすような時期ではバフェット太郎の投資戦略は市場平均をアンダーパフォームしやすいのです。

一方で、市場に再び弱気相場が訪れると、割安株を重視する戦略が復活し、連続増配株に投資する戦略はかつてよりも輝きを増すことが予想されます。

S&P500指数VS配当貴族指数
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チャートはS&P500指数と配当貴族指数の推移です。(※配当貴族指数とは25年以上連続で増配し続けた企業で構成された指数です)。

この25年間分のチャートに対して、「25年は短すぎる!」という意見もありますが、1990年に配当貴族指数に組み入れられる銘柄というのは60年代から連続増配を繰り返してきた銘柄ばかりなので、ある意味仕方ないでしょう。

このチャートで注目したいのは、99年(B)の強き相場でS&P500指数が配当貴族指数を大幅にアウトパフォームしたこと。そして01年のITバブル崩壊と08年の金融危機という弱気相場を過ぎる度に配当貴族指数は加速していくということです。

従って、配当貴族指数は短期的にも長期的にもS&P500指数を上回るような万能な指数ではなく、強気相場ではアンダーパフォームし、弱気相場ではリターンが加速する指数だということを覚えておいてください。

グッドラック。

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