バフェット太郎です。

ウォールストリート・ジャーナル」によれば、長期投資家に人気のスイスの製薬大手ノバルティス(NVS)が、低迷期を脱し長期的な成長段階に突入しつつあるとのこと。

そもそもノバルティス(NVS)は、薬価の引き下げ問題がそれほど懸念されていなかったものの、収益柱の慢性骨髄白血病治療薬「グリベック」の特許が切れ、眼科用医療機器のアルコン事業が低迷、さらには期待されていた心不全治療薬の「エントレスト」の売り上げが伸びなかったことから、株価が低迷していました。

【ノバルティス(NVS):週足】
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株価は2015年に100ドル近くまで上昇したものの、2016年末にかけて一時65ドル台を割り込むなど大きく低迷していました。
しかし、「エントレスト」の売り上げが低迷した主な要因は、良好な臨床試験結果にも関わらず米国の医師が処方に消極的であったためです。そのため、ノバルティスはマーケティングの必要性を再認識し、営業担当者を倍増させたところ、「エントレスト」の売上高は順調に伸び、今年の売上高を5億ドル、最終的には年間売上高50億ドルになると同社は予想しています。

さらに、最新の新薬として乾癬(かんせん)に対する治療薬、「コセンティクス」が期待されています。「コセンティクス」は乾癬による皮膚の鱗屑(りんせつ)や紅斑が取り除かれるというもので、今年の売上高は約20億ドル、最終的には年間50億ドルに達すると予想されています。

ノバルティスは幅広いブランド薬のポートフォリオによって、競合他社よりもリスクが低いとされています。多くの投資家は製薬会社に投資する際、将来有望とされる特定の製薬が期待されている製薬会社に投資しますが、昨年ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)が臨床試験結果が期待外れに終わったことで株価が暴落したことからも、幅広いブランド薬を保有しているノバルティスは競合他社よりもリスクが低いと言えます。

バリュエーションはPER27.84倍、配当利回り2.93%です。この水準はまだ将来の成長を織り込んでいないことから、買い始めるタイミングとしては遅くありません。

グッドラック。

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