バフェット太郎です。

米国株式市場でハイテク株がブームになる中、世界の金融市場に目を向けると新興国株もブームになりつつあります。

日本経済新聞によれば、新興国への投資熱が高まっていることで、株と通貨、債券が同時に買われる「トリプル高」の様相とのこと。また、新興国投資の第一人者でもある米資産運用会社フランクリン・テンプルトン・インベストメンツの新興国投資チーム会長のマーク・モビアス氏も「新興国通貨は対ドルで上昇し続けて『ドル安』となるだろう」として強気の見方を示しました。

そもそも、米国が利上げをすると新興国の政府や企業がこれまで低金利下で借りていた大量のドル建て債務が膨張してしまうため、新興国株投資は危険だと言われてきました。

しかし、歴史に答えを求めれば、必ずしもそうとは言い切れません。
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チャートは新興国株ETFのiシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)とフェデラルファンズレートの長期チャートです。

このチャートを眺めると、04年以降、FRBが利上げに転じると、同時に新興国株にも投資マネーが流入し、新興国株ブームとなりました。これは、金利上昇局面では投資家は積極的にリスクを取りたがることから、米国株市場から溢れた投資マネーが新興国株市場に流れたのだと考えられます。

米住宅バブル崩壊後、政策金利が引き下がると同時に新興国株市場から投資マネーが流出し、新興国株ブームが終わりました。

こうしたことから、金利と新興国株はむしろ相関関係にあるとも言え、今後FRBが利上げを進めていく中で新興国株が積極的に買われていくと考えられます。

ちなみにバリュエーションは先進国株全体のPERが16倍強に対して、新興国全体のPERは12倍程度と割安感は強いです。

ただし、中国の金融引き締めや北朝鮮問題をはじめとした地政学リスクの高まりが、依然として懸念材料としてあるため、投資家は常に楽観的になれるなんてことはなくて、懐疑の中で株高が実現していくと思います。

グッドラック。

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