バフェット太郎です。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)がアップル(AAPL)を大幅に買い増していたことが明らかになりました。
また、21世紀フォックスの持ち株を全て売却し、航空株ではアメリカン航空とサウスウエスト航空を買い増す一方、デルタ航空の持ち分を減らすなどポートフォリオを調整しました。
バークシャー(BRK.B)の最新の主要銘柄は以下の通りです。
アップル(AAPL)株を大幅に買い増したことで上位三位の主要銘柄の一つとなりました。一方でIBM株は持ち株のうち三分の一を売却したため6位に下落しました。
【バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)のポートフォリオ】
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バークシャーのポートフォリオはわずか10銘柄で80%を占めています。また、クラフト・ハインツ(KHC)とウェルズ・ファーゴ(WFC)、アップル(AAPL)のわずか3銘柄で全体のおよそ半分を占めるなど、バフェット氏が集中投資していることがわかります。バフェット氏はアップル(AAPL)株が2013年から2015年夏にかけて大きく上昇していた時期に投資していなかったことで批判を浴びていました。しかし、16年になるとこれまでのアップル(AAPL)に対する見方を変え、コカ・コーラ(KO)やアメリカン・エキスプレスに似た消費者独占型の企業と捉えるようになり、低迷していたアップル株を底値で拾うことに成功しました。
さて、多くのバフェット信者はバフェット氏の心変わりに動揺を隠しきれませんが、バークシャー(BRK.B)の過去のポートフォリオを覗けば、バフェット氏がこれまでほとんどの保有銘柄をコロコロと変えていることに気づくと思います。
90年代以降、長期で継続して保有しているのはウェルズ・ファーゴ(WFC)とコカ・コーラ(KO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)くらいでほとんどの株式を手放しています。そう考えれば、アップル(AAPL)株だって例外なく数年後に手放していてもおかしくないわけです。(バフェット氏の年齢を考えれば売却をするのはバフェット氏の後継かもしれませんが)。
従って、バフェット信者はバフェット氏がアップル(AAPL)を買ったからといって追随して買い向かっても永久保有銘柄になり得るわけではないですが、「iPhone8」の発売を控えていることから、短期的な値上がり益は見込めるかもしれませんよ。
グッドラック。
(参考文献:バフェット・コード)
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