バフェット太郎です。

25日のNYダウ株式市場は前日比+70.53ドル(+0.34%)高の2万1082.95ドルと、6日続伸して取引を終えました。また、S&P500指数は+10.58(+0.44%)高の2415.07と2日連続で史上最高値を更新しました。

上昇した主な要因は、好調な企業決算を背景に小売株が大きく上昇したためです。世界最大の家電量販店ベスト・バイ(BBY)は第1四半期決算で既存店売上高が予想外に増加したことを好感して、前日比+21.48%高と暴騰しました。

また、これまで「米国が完全雇用状態にあるのか、労働市場に依然緩みがあるのか判断がつかない」と述べるなど、米国経済の先行き見通しに楽観的になれなかったFRB(米連邦準備制度理事会)のブレイナード理事が、「世界経済の改善によりFRBの経済見通しに対するリスクが低下している」との認識を示したことで、6月のFOMC(公開市場委員会)で追加の利上げに踏み切る可能性が高いとの見方が広がったことも相場のセンチメントを明るくしました。

一方でエネルギー株は軟調でした。OPEC(石油輸出国機構)は総会で、昨年合意したOPECと非OPECの協調減産を、2018年3月まで9カ月間延長することを決めたのにも関わらず、原油先物価格がー4.79%と急落したためです。

【原油先物相場:日足】
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OPEC総会の決定は、総会前にOPEC首脳陣が示唆していた通りの内容でしたが、減産量の拡大を期待していた一部のトレーダーの失望売りを誘いました。

そもそも、OPECと非OPECが協調減産に踏み切るのは供給を抑えて原油価格を押し上げることが狙いです。しかし、米シェールオイル企業が原油相場の回復を背景に、増産体制に入っていることを考えれば、産油国がいくら減産を延長したところで供給過剰問題は解消されません。

原油価格の急落を受けて、コノコフィリップス(COP)はー3.47%、チェサピーク・エナジー(CHK)はー6.67%安、マラソン・オイル(MRO)ー7.09%安と急落しています。これらのエネルギー株は事業内容が石油の探査・開発等の上流部門に偏っているためです。


【ダウ平均:日足】
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エネルギー株が相場全体を押し下げていますが、好調な企業決算と労働市場の改善を受けて、米国経済は緩やかに拡大傾向にあります。また、ダウ平均は3月1日に付けた2万1115.55ドルの史上最高値更新まで、あと32.6ドルのところまで迫っています。これを抜ければ青天井であるため、今年は「セルインメイ」がないかもしれません。

グッドラック。

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