バフェット太郎です。

日本経済新聞によれば、米シェールオイル企業が人材不足により生産性が鈍化しているとのこと。

米石油サービス大手のベーカー・ヒューズ社によれば、リグ(石油掘削装置)稼働数が前週末比2基増の722基となり、19週連続で増加しているものの、1基あたりの原油生産量が6月は5月比で日量10バレル減少するなど内実に変化が見られ始めています。ちなみに1基あたりの原油生産量は4カ月連続で減少しています。

そもそもシェールオイルは生産コストが高いことで知られており、当初、1バレル80ドル程度でないと採算が合わないと言われていました。しかし、技術革新の進歩により、生産性が日増しに改善していき、ついに1バレル30ドルでも利益が出る鉱区まで出てきました。

そのため、OPEC(石油輸出国機構)が原油価格の吊り上げることを目的にいくら減産をしても、シェール企業が低コストで増産するため、減産分があっという間に相殺され、原油価格が伸び悩む展開が続いています。

【原油先物価格(WTIC):週足】
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原油先物価格は概ね40~50ドルのレンジで収まるなど、上値の重い展開が続いています。

しかし、今年に入ってから、シェールオイルの生産地として最も有名なパーミアン地区のリグ稼働数は約3割増加しているものの、未完成の油井が積み上がっています。

これは油井から原油を採取する「フラッキング」という工程で熟練した技術者が不足しているためで、生産拡大が思うように進んでいません。そのため、今後は熟練した技術者を囲い込むために人員コスト増が確実視されています。

つまり、人手不足が長引くことで人員コスト増が続くなら、これはいずれ原油価格に反映されることになります。従って、シェールオイル企業がOPECの減産分を相殺できないなら、原油価格は上昇に転じる公算が大きいというわけです。

【エクソン・モービル(XOM):週足】
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PER33.98倍と一見割高に見えますが、これは前期、原油価格の暴落で一時的に利益が悪化したためです。また、配当利回りは3.78%と高配当で、バリュエーションは魅力的です。

グッドラック。

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