バフェット太郎です。

世界株の時価総額の上位企業は、10年前の「エネルギー株と金融株」から「ハイテク株」へと大きく様変わりしました。

【世界株、時価総額ランキング】
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(出所:日本経済新聞

世界の投資マネーは今、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)、フェイスブック(FB)の「BIG5」に集中しており、アマゾン(AMZN)とアルファベット(GOOGL)の株価は1000ドルに到達するなど、投資マネーの流入に歯止めがかかりません。

【S&P500指数と主要ハイテク株の過去一年の推移】
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過去一年のパフォーマンスを眺めると、アップル(AAPL)+55.93%、マイクロソフト(MSFT)+40.10%、アマゾン(AMZN)+38.34%、アルファベット(GOOGL)+34.38%、フェイスブック(FB)+29.21%と、S&P500指数の+14.86%を大きく上回ります。

ただし、00年代のドットコムバブルとは違い、株価が大きく上昇している背景には、好調な企業業績が確認されたためです。フェイスブック(FB)は純利益が前年同期比70%増、マイクロソフト(MSFT)やアルファベット(GOOGL)も約30%増、アマゾン(AMZN)も予想を上回る決算を発表したことで、「BIG5」に投資マネーが過度に集中しています。

多くのヘッジファンドは「BIG5」のいずれかに投資しており、ポートフォリオに占める割合も日ごとに増し、集中度が一段と上昇しています。別の言い方をすれば、こうした集中投資は投資家心理が弱気に傾いた時、大幅な調整が起こるリスクを高めます。

70年代、将来有望と期待されていたニフティフィフティ(イケてる50銘柄)は米国景気のリセッションとともに終わり、90年代のハイテク株はドットコムバブルとなり終焉、00年代になると人気化した金融株とエネルギー株が、その後の金融危機と原油価格の暴落により消えてしまいました。

さて、歴史を振り返れば10年と人気を維持できるセクターがないことから、「BIG5」が人気化しているのも今だけと考える方が自然です。米国の著名投資家、故ジョン・テンプルトン氏の言葉を借りれば、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」とのことですから、「BIG5」は今、楽観の中で成熟していると言えるかもしれません。

仮に、これから米国株を始める個人投資家が「BIG5をバイ&ホールドして、あとは気絶してるだけで億万長者になれるんでしょ?」なんて言って投資し出したら、それこそ終わりの始まりの合図になるのだと思います。

グッドラック。

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