バフェット太郎です。

バフェット太郎が日本株より手数料や税金などコストが割高な米国株に投資している理由は、20年30年と長期で保有するに値する銘柄が日本株になかったからです。

例えば、飲料大手のコカ・コーラと伊藤園を比べてみるだけでもレベルの違いに愕然とします。

【コカ・コーラVS伊藤園】
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営業利益率は五倍以上の差があり、ROEも二倍の差があります。ただし、これはコカ・コーラ(KO)の自己資本比率が低いからという意見もあります。しかし、無駄な資産を持たず積極的に配当を出すことで投資家に還元しているとも言えるので、長期的に見ればコカ・コーラに投資した方がリターンが高くなりやすいです。ちなみに、配当利回りは三倍以上の差があり、連続増配年数に至っては、コカ・コーラの54年連続増配に対して、伊藤園は0年(前期比横ばい)と株主還元に消極的です。(伊藤園は08年のリーマンショック時に減配しています)。

これは他のセクターでも同じことが言えて、概ね日本株の経営指標は米国株のそれに見劣りするので、バフェット太郎は日本株を避けて米国株に投資しています。

さて、投資家の中にはそうした経営指標が米国の方が優れていることを認めつつも、なかなか米国株投資に踏み出せない人がいます。そしてそうした人たちの多くが「英語ができないから」と言います。

確かに、米国株投資で誰も知らないお宝銘柄を探したり、日々のニュースを利用して頻繁に売買することでお金持ちになろうと考えている投資家にとって英語は必須です。

しかし、お宝銘柄を見つけて長期で成功し続けることは米国人にもできないので、英語ができるからと言ってあなたがお宝銘柄を探せるわけではないので、英語なんてできてもできなくても大丈夫です。

そもそもバフェット太郎のようにコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)、マクドナルド(MCD)など、超大型優良ディフェンシブ銘柄に長期投資するなら英語なんて必要ありません。

なぜなら、コカ・コーラ(KO)やマクドナルド(MCD)がどのような製品やサービスを販売しているかということくらい誰でも知っているし、経営指標や企業概況なら、『米国会社四季報 2017年 春夏号』で確認できるからです。また、個別銘柄の詳細な情報なら投資ブロガーが書いてるのでググって調べるだけで十分です。

さらに、頻繁に売買を繰り返すわけではないので、ニュースに敏感になる必要はないですし、誰も気づいてない特別な情報を知らなければ投資で成功しないなんてことはないので英語ができるかどうかはほとんど関係ないのです。

従って、米国株の王道であるディフェンシブ銘柄に長期投資するというスタイルであれば、英語が苦手な人でも十分立派なリターンが期待できますよ。

グッドラック。

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