バフェット太郎です。

これまで市場の牽引役となっていたアップル(AAPL)の株価がついに50日移動平均線を割り込むなど、米ハイテク株に変化の兆しが見え始めています。

【アップル(AAPL):日足】
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アップルの株価は前日比-3.38%安と急落しています。

【ネットフリックス(NFLX):日足】
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また、FANG銘柄の一角として知られるネットフリックス(NFLX)の株価も下げ止まりの兆しが見えません。先週末に引き続き、この日も-4.38%の大幅安となっています。

一体、ハイテク株に何が起こっているのでしょうか。

ダウ平均S&P500指数ナスダック
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過去半年を振り返ると、3月以降、ダウ平均とS&P500指数が伸び悩む中で、ナスダック市場は勢いが加速して連日史上最高値を更新していました。

そもそもダウ平均やS&P500指数が伸び悩んだ背景には、トランプ大統領が掲げる財政支出によるインフラ投資の拡大や法人税の減税など、これまで期待されていた政策が相次いで遅れていることが挙げられます。

一方で、FRBの利上げペースが緩やかになるとの見通しから、低金利局面に強いハイテク株が他のセクターの受け皿となる形で買われました。

【米10年債利回り:日足】
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米10年債利回りは3月以降大幅に低下(価格は上昇)しています。

こうした中でハイテク株がガンガン買われていたわけです。

しかし、先日の上院情報委員会の公聴会で証言したFBI(米連邦捜査局)のジェームズ・コミー前長官の証言で、トランプ大統領にとって致命的となる新事実が明かされることがなかったことに加えて、金融規制の緩和法案が下院を通過したことなどから、トランプ・ラリーが復活しました。

結果、金融株やエネルギー株などトランプ・ラリーで買われていた株が再び買われ始め、これまで買われすぎていたハイテク株が調整局面を迎えたのです。

さて、今後の見通しについてですが、ハイテク株が短期的な調整局面で済むのかどうかはまだわかりません。しかし、米国の経済指標が相次いでリセッションの兆候を示唆していることから、株の全面安となる可能性が高まっています。

一方で、仮にリセッションを回避して金利が上昇を始めるとなれば、利上げ局面に弱いハイテク株は軒並み売られるか伸び悩むと思います。つまり、アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)、アルファベット(GOOGL)などFANG銘柄に投資してドヤ顔していられるのも今のうちということになりそうです。

グッドラック。

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