バフェット太郎です。

これまでS&P500指数の牽引役となり、同指数の上昇分の4割以上を稼いでいたと言われるFANG銘柄ですが、ここに来て変調の兆しを見せています。

そもそもFANG(牙)銘柄とは、フェイスブック(FB)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アップル(AAPL)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)の頭文字を取ったもので、これにマイクロソフト(MSFT)やエヌヴィディア(NVDA)などを加えたハイテク株が指数全体を押し上げていました。

そのため、ファンドマネジャーたちにとって、これらの銘柄を買わないことで市場平均から乖離してしまうリスクが高まり、彼らは「FANG」銘柄を買わざるを得ない状況に追い込まれました。また、ハイテク株の好調な業績を背景に「00年のITバブルとは違う」と高PERが正当化されたことで、FANG銘柄は「買わなければならない」銘柄から「買うべき」銘柄とされてきました。

しかし、先週、アップル(AAPL)が今年発売を予定している「iPhone8」に登載されるモデム半導体のダウンロードの速度が競合他社のスマートフォンに劣るとの報道をきっかけに、ハイテク銘柄への利益確定の売り優勢となりました。

また、FBI(米連邦捜査局)のジェームズ・コミー前長官の公聴会での証言で、トランプ大統領にとって致命的となる新事実が明かされることがなかったことや、8日に金融規制の緩和法案が下院を通過したことなどが、金融株やエネルギー株、そして資本財株などのトランプ銘柄に追い風となりました。

結果、「FANG銘柄」売り、「トランプ銘柄」買いの流れが優勢となりました。

【フェイスブック(FB):日足】
1
【アマゾン・ドット・コム(AMZN):日足】
2
【アップル(AAPL):日足】
3
【ネットフリックス(NFLX):日足】
4
【アルファベット(GOOGL):日足】
5
【テクノロジー・セレクト・セクターSPDR(XLK):日足】
6
ハイテク株で構成されているETFは50日移動平均線に支えられているので、投資家たちは一先ず安心しました。また、アップル(AAPL)とネットフリックス(NFLX)は50日移動平均線を割り込むも、4月の高値がサポートラインとなって買い支えられていることがわかります。

今後は、このサポートラインを割り込むのか、あるいは反発して強気トレンドを維持してくれるのか引き続き注目が必要です。

グッドラック。

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