バフェット太郎です。

13日のダウ平均は前日比92.80ドル(+0.44%)高の2万1328.47ドルと、史上最高値を更新して取引を終えました。

【ダウ平均:日足】
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ダウ平均は3月の高値をブレイクアウトしたことで青天井となり、どこまで上昇するかわかりません。

【アップル(AAPL):日足】
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さらなる値下がりが心配されていたFANG銘柄の一角アップル(AAPL)ですが、この日は前日比+0.80%高と反発して取引を終えました。また、その他のFANG銘柄はフェイスブック(FB)+1.51%高、アマゾン・ドット・コム(AMZN)+1.65%高、ネットフリックス(NFLX)+0.85%高、アルファベット(GOOGL)+1.11%高と大きく反発したことで投資家たちは一先ず安堵しました。

ただし、アップル(AAPL)株に至っては50日移動平均線を割り込んだままであることから、今週、50日移動平均線をブレイクアウトしてくれるかが注目されます。

さて、13・14日の日程で開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)での0.25%ptの利上げは、すでに市場では織り込み済みで、利上げの恩恵を受けると見られる金融株の買い材料になっています。

【金融・セレクト・セクターSPDRファンド(XLF)】
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金融株で構成された金融・セレクト・セクターSPDRファンド(XLF)は五営業日連続で続伸しています。昨日、財務省が2008年の金融危機後に導入した金融規制改革法「ドッド・フランク法」を大幅に見直す内容を盛り込んだ報告書を公表したことが買い材料となりました。

ただし、ダウ平均が3月の高値をブレイクアウトしているのに対して、金融株は3月の高値から-3%の位置にあるため、金融株が大きく出遅れていたことがわかります。これは、利上げペースが緩慢なものになるとの懸念が嫌気されていたためです。

そのため、今回のFOMC後のイエレンFRB議長の記者会見で、今後どのような道筋が示されるのかどうかが注目されます。

グッドラック。

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