バフェット太郎です。

16日のNYダウ株式市場は、前日比+24.38ドル(+0.11%)高の2万1384.28ドルと史上最高値を更新して取引を終えました。小幅な上昇の影で、株式市場には衝撃が走りました。

【ダウ平均:日足】
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株式市場に衝撃が走った要因は、ネット通販最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN)が自然・有機食品小売り大手のホールフーズ・マーケット(WFM)を買収すると発表したからです。

ウォルマート・ストアーズ(WMT)-4.65%安、ターゲット(TGT)-5.14%安、コストコ(COST)-7.19%安、クローガー(KR)-9.24%安と、食品小売り大手の株価が軒並み急落するだけには留まらず、クラフト・ハインツ(KHC)-2.44%安、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)-1.50%安、ゼネラル・ミルズ(GIS)-2.94%安、ケロッグ(K)-1.67%安、ハーシー(HSY)-2.65%安、マコーミック(MKC)-3.51%安、キャンベル・スープ(CPB)-3.35%安、J・Mスマッカー(SJM)-1.91%安と食品株が、そしてウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)-4.99%安、CVSヘルス(CVS)-3.78%安とドラッグストア株までもが売られました。

一方で、アマゾン(AMZN)は+2.44%高、ホールフーズ(WFM)は+29.10%高と高騰しました。

投資家たちはアマゾン(AMZN)による市場の独占を懸念して、食品・小売株、食品株、ドラッグストア株を投げ売りしたわけです。ただし、バフェット太郎は市場を独占することは現実的に困難であることから、今後アマゾン(AMZN)がシェアを伸ばしていく中で業界再編と淘汰の波が押し寄せ、寡占市場(少数の大企業が市場を支配するカタチ)になると予想しています。

さて、この日のマーケットの主役はまさに小売株だったわけですが、その影で時価総額世界一のアップル(AAPL)株は今日も下げました。

【アップル(AAPL)日足】
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アップル(AAPL)のチャートを眺めると上昇トレンドを割り込み50日移動平均線も割り込んでいることから弱気トレンドに入っている可能性が高いです。ただし、他のFANG銘柄であるフェイスブック(FB)やアマゾン(AMZN)、アルファベット(GOOGL)は強気のトレンドを堅持しています。

アップル(AAPL)が売られている主な要因の一つとして「周期性」が挙げられます。アップル(AAPL)は売上高の大半を「iPhone」に依存しているため、投資家たちは今秋発売予定の「iPhone8」に大きな期待を寄せているのですが、過去を振り返ると、新しいiPhoneの発売後、必ずしも株価が上がるというわけではないのです。

【アップル(AAPL):5年チャート】
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「iPhone5」の発売後、株価は高値の91ドルから51ドルへと-44%も暴落しました。また、「iPhone6s」の発売後、株価は直近の高値である128ドルから88ドルへとー31%も暴落しました。

こうしたことからアップル株に対して空売りを仕掛ける機関投資家も増えてきています。iPhone8が発売されると予想される9月中旬~下旬までアップル株は買われると予想する向きもありますが、2015年は「iPhone6s」の発売に先駆けて5月にピークを打ったことから、先月付けた156ドルを高値にズルズル低迷していくとバフェット太郎は予想しています。

今年5月、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)がアップル株を大幅に買い増し、クラフト・ハインツ(KHC)とウェルズファーゴ(WFC)に次いで上位三位の主力銘柄にしたことが明らかになったことで、アップル株に投資した個人投資家も少なくないと思いますが、コバンザメ投資の末路は予想以上に悲惨な結末になるかもしれませんよ。

グッドラック。

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